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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百二十八話 まくら その4
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口癖は『ファイト』である。
「ううん、私は練習後のストレッチの時に、他の人にしてもらったから大丈夫、だから、私が氏根駄ムァリコの足をマッサージしてあげる」
なんてイイ子なんだろう、女装とヘリウムガスの過剰吸引がなければ、おそらく、こんな経験出来なかったはず。
俺は黒乳首ちゃんに足をマッサージしてもらう。
「激しい運動の後のマッサージとストレッチは必要不可欠。氏根駄ムァリコちゃんは、やさしいよね、自分のマッサージより先に、みんなのマッサージを優先するなんて」
「みんなになじむ方法がこれぐらいしか、思いつかないもんで...」
「もしかして、氏根駄ムァリコちゃんって、人見知り?」
「え、ええ...まぁ...」
「はっきり言って、人見知りの人にアイドルは向いてないと思うよ、まぁ、諦めろとは言わないけど...」
そりゃあ、こっちの目的はアイドルデビューじゃなくて、欠本ユートの枕営業の証拠をつかむためだからな...。
「ねぇ、知ってた?」
「なにが?」
「氏根駄ムァリコちゃんがさっきマッサージしてた、『勃起佐賀69』の瀬戸内あんちくしょう、水虫だって...」
「う、うそやろ?」
「ホントホント。もし大浴場で、『勃起佐賀69』の瀬戸内あんちくしょうが踏んだ後のマットは、あんまり踏まないほうがいいかも...」
刑務所かな?
黒乳首ちゃんの足マッサージを堪能していると、レッスンルームの外から女性の悲鳴が聞こえてきた。
「きゃあああああああああああああああああああああああああッ?」
俺と黒乳首は、レッスンルームの外に出る。
廊下には、先程、話題にあがっていた、『勃起佐賀69』の瀬戸内あんちくしょうが倒れていた。
俺と黒乳首、同様、騒ぎに駆け付けた新人アイドル達から、次々と困惑の声↓が上がる。
「し、死んでる...?」
「ちょっと変なこと言わないでよ!」
「どうして、芸能事務所の寮で死人が出るのよ!」
「つーか、まだ、死んだと決まったわけじゃねぇわよ!誰か救急車呼んで!」
廊下に倒れている『勃起佐賀69』の瀬戸内あんちくしょうの右手近くの地面に、なにかダイイングメッセージ↓のようなものが書いてある。
O A O U
オー、エー、オー、ユー?
いや、ちがう!これは、まさか...!
O=お A=え O=お U=う。
やはり、そういうこと↑だったのか...!
そう、今回の依頼人である秋田さんの話が正しければ、欠本ユートに枕営業を強要され、色々おかしくなってしまった秋田さんの娘も、しきりにこう↓つぶやいていたはずだ。
『おえおうおえおうおえおうおえおうおえおうおえおうおえおう...』
そして、秋田さんの娘がかつて所属していた、アイドルグループの名前は『おえおうさせ隊』。
そして、現在生死不明の『勃起佐賀69』の瀬戸内あん
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