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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第一話 集うライダー達その二
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「じゃあ今度あの悪霊が出て来たら」
「その時はか」
「少し調べますか?」
 名護に顔を向けて提案する。
「あの悪霊の何かしらの手掛かりを手に入れて」
「そうだな」
 名護もだ。紅の言葉に頷く。
「そのうえで決めよう」
「そうしましょう」
「ああ、それでだけれどな」
 キバットがだ。また言ってきた。
「ひょっとすると悪霊だけじゃないかも知れないぜ」
「悪霊だけじゃないって?」
「何か他の妙な気配も感じるんだよ」
 そうだというのだ。
「何かな。こっちに来てるな」
「こっちに?」
「とりあえず花鳥に行こうぜ」
 その喫茶店に行こうというのだ。
「あそこにな」
「花鳥に?」
「ああ、そこに他のライダー達の誰かが来てる筈だからな」
 それでだ。そこだというのだ。
「そこで話を聞こうぜ」
「確か今あそこには」
 今度はだ。タツロットも出て来た。そのうえで紅と名護に話すのだった。
「城戸さんと秋山さんがいますよ」
「あの人達がいるんだね」
「そうか。彼等が」
「はい。ですからそこに行きましょう」
 また話すタツロットだった。
「それで情報収集といきましょう」
「それがいいな」
「そうですね」
 名護が最初に言い紅が頷く。
「じゃあ兄さんにも連絡します」
「彼も悪霊達と戦っているのか?」
「ちょっと待って下さい」
 紅は自分の携帯を取り出してそのうえで兄である登太牙に連絡を入れる。そのうえで耳元に当てる。そしてわかったことは。
 彼はだ。電話の向こうの兄に問い返した。
「えっ、そっちには?」
「そうだ。悪霊ではなかった」
「それで出て来たのは」
「妖しい女だった」
 それだったというのだ。女だとだ。
「奇妙な術を使う女だった」
「女!?グリードでも悪霊でもなく」
「女だ。何かに変身することもなかった」
 電話の向こうの登は弟にさらに話す。
「だが力はかなりのものだった」
「そうだったんだ」
「あれは間違いなく只者ではない」
 登はこうも言う。
「言うなら魔人が。実際に俺一人では危うかった」
「兄さん一人では」
「五代さんが来てくれた」
 そのだ。五代の力も借りてだというのだ。
「それで何とか退けたが」
「けれどその女の正体は」
「わからない」
 登の返答は紅が予想したものだった。
「全く。何者かも」
「じゃあ兄さん、とりあえずは」
 どうしたいか。紅は兄に話した。
「花鳥に来てくれるかな」
「あの店か」
「うん、あの店でね」
 集まりだ。そうしてだというのだ。
「話をしよう」
「そうだな。それがいいな」
「じゃあ。僕達も今から行くから」
 こう話をしてだ。そのうえでだった。
 紅は登との電話のやり取りを終えた。そうしてだ。
 携
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