正義の執行者と一つの予感。
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を浮かべた。
イースナ「ライブダークネスか、悪くは無い」
ムサシ「そうだね」
狂三「ああ、それとマリアさん達に伝言ですわ、今夜士さんがこちらにいらっしゃるので本部入口の外で話がしたいとの事ですわ」
切歌「士さんのお話?」
調「何故このタイミングで」
マリア「他に何か聞いてないのかしら」
狂三「ええ、それだけですわ。ただ、恐らくは任務についての事について何かあるのかもしれないですわ」
イースナ「士……」
イースナは余りにも曖昧過ぎる士の行動に対し気付き始めていた。
何故士は全てを話そうとしないのか。
イースナ(奴は、本当に味方なのだろうか……)
その夜
士「待ってたぞ」
士は科特隊本部の前の広場で壁に寄り掛かり、アイスを食べていた。
マリア「話とはなんだ」
士「そう焦るな、ほらよ」
そう言うと士はコンビニの袋に入ったアイスを手渡す。
切歌「おお、宇治金時デス」
調「何のそのチョイス」
士はアイスを食べながら話を始めた。
士「ユースティティアドーパントについて、少し昔話をしようと思ってな」
マリア「なんだと」
士「旧世界において俺は今戦っている勢力に身を寄せていた時代、少々変わり者のある科学者を救った事がある」
調「科学者?」
士「その科学者は死にかけにも関わらず、自らの野望の為には命の犠牲すら厭わない危険な奴だったが、様々な世界を旅する中で、ありとあらゆる技術を自分のモノにしていった。そして二ベルコルが仲間になった際、俺達は旧世界である機密組織を襲撃した際に、そいつは真の意味で変身した。
ネフィリムドライバーによる力でな」
マリア「ネフィリムドライバー?
ネフィリム!!」
士「そのネフィリムドライバーで変身したドーパントこそユースティティアだ。そしてその男は……
お前たちにとっては亡霊だ」
士はアイスを食べ終わると胸ポケットに棒を刺す。
士「話は以上だ、期待している」
去り行く士を唖然として見送る3人。
調「まさか……」
この時調はある一つの予感を感じていた、
だがこの調の予感は思いもよらない形で的中してしまうのだった。
二ベルコル戦闘地区
バサッ
ビルの上から花束を投げる白服の男。
???「あなたは十分役に立ちましたよ、二ベルコル。次は僕の番だ」
その男は、正義の執行者
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