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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百十五話 文化祭 その17
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だ。
MIYAZAKIZANが俺に質問してくる。
「そのA4用紙、いくら払えばもらえるんですか?」
「いや、普通にタダですけど...」
「そのA4用紙、できたら3枚くれないか?」
「どうしてですか?」
「保存用、鑑賞用、布教用だよ、とにかく、くれよ、そのユメちゃん新聞...」
「まぁ、3枚くらいなら、べつにいいですけど...」
俺はユメちゃん新聞3枚をロリコンのMIYAZAKIZANに手渡す。
「?おおおお...!ありがとう、こういう写真を撮るのは、今、社会的に結構厳しいからね...助かったよ...」
「そ、そりゃあ、どうも...」
ロリコンのMIYAZAKIZANがドアを閉める。
MIYAZAKIZANはロリコンだが、KURACHIZANに比べたらまだマシだ...。マシなのか?
次は103号室のSAKAKIBARAZANだ。
めずらしい苗字である。
俺はSAKAKIBARAZANのドアに向かって1分間に100回頭突きをしながた叫ぶ。
「こーんにちわー!SAKAKIBARAZANいますかー?」
ドアが勢いよく開かれる。
「やあ!SAKAKIBARAZAN!元気にしてた?」
「誰だ、お前!普通にインターホン押せねぇのか?」
「よかったら、これ、どうぞ...」
俺はユメちゃん新聞をSAKAKIBARAZANに手渡す。
「ユメちゃん新聞...?ほぉ...なるほど、ちょっと待ってろ!」
SAKAKIBARAZANが玄関から居間へと歩いていく。
玄関に戻ってきたSAKAKIBARAZANが白いレジ袋を俺に強引に手渡してくる。
「お前、まだ高校生なのにえらいんだな、それは俺からのプレゼントだ、受け取ってくれ...!」
SAKAKIBARAZANがドアを閉めた後、俺は恐るおそるレジ袋の中身をの覗いてみる。
レジ袋の中には猫の死体が入っていた。
俺ののどを酸っぱい何かがせり上ってくる。
俺は猫の死体が入ったレジ袋にそのまま、嘔吐した。
俺は、俺の吐しゃ物と猫の死体が入った白いレジ袋を、101号室のKURACHIZANのドアノブにぶら下げて、ユメちゃん新聞の配布を続行した。
マンションの全住民にユメちゃん新聞の配布を終えた俺は、ユメちゃんたちが住んでいる家に戻る。
ユメちゃんの父親は仕事なのか、家にはいなく、ユメちゃんの母親のカナミさんは育児につかれているのか、鍵を開けてくれたあと、すぐに今のソファーで昼寝を始めてしまった。
そして、ユメちゃんはリビングに壁にクレヨンでアレ↓を書いていた。
『????????????????????????????????????
??■■■■■■■■■??■■■■■■■■■??■???????????■
??■??????????■???????????■???????
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