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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百九話 文化祭 その11
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、あのリンカを追い詰めている...」
増殖能力を解いたチュンシクが地面に仰向けにに倒れたリンカの胸倉をつかむ。
「なによ、カルのやつは、こんなザコに負けたの?」
チュンシクに煽られたリンカの口角が上る。
リンカがチュンシクの足元を、陥没させて、落とし穴を作る。
チュンシクが底深い落とし穴に落下する。
「言ったはずですよ、土や石が豊富な校庭に戦いの場を変えた時点であなたの負けだと...」
「あっそ」
再び増殖能力を発動するチュンシク、2体目のチュンシクの蹴りがリンカの後頭部に直撃する。
地面うつむけに倒れ、体を何度も痙攣させるリンカ。
まずい、このままだと、リンカが殺されてしまう。
チュンシクに足場を破壊され、大木に緊急着陸した俺は、急いで木を降りてリンカのもとへ向かう。
増殖能力により、5体に増殖したチュンシクが、瀕死状態のリンカを囲む。
大地の断罪剣ガイアセイバーの力で作られた土と石できた石壁を貫通した、あのチュンシクの拳、5人分が瀕死状態のリンカに襲いかかる。
「パァァァブリィィックゥゥッ!ブレイカァァァァァァァァァーッ?」
パブリックモンスターを人間に戻すパブリックブレイカー↓チュンシクに向かって放たれる。
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パブリックブレイカー↑の直撃を受けたチュンシクの体から増殖能力が消えていく。

5体から1体に減った己の体の異変にチュンシクが驚愕している。
「能力が消えた...
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