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新ヘタリア学園
第二千六百四十五話  民族衣装にお花に建物に

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第二千六百四十五話  民族衣装にお花に建物に
 ゲルマン系国家と北欧系国家はそれぞれのファンシー要素を総動員してきました、そのうえで対峙しますが。
 その中でドイツは童話のお菓子の家を出して思いました。
「最早ファンシーと思ったら何でもありだな」
「使えるもん、売れるもんは何でも使うんや」
 オランダは平然として答えました。
「言うがこれはお金儲けやぞ」
「そういえばそうだったな」 
 ドイツも忘れていることでした。
「そう考えるとアメリカや中国と同じだな」
「あの連中のそうしたところは長所や」
 オランダから見るとです。
「商売にはファンシーも必要や」
「あの鼠の楽園もゲームもか」
「日本のサンヨーさんもええ」
「あれも確かにファンシーだな」
「ほな揃ったところで売りまくるで」
「そうして儲けるか」
「そうするんや」 
 こう言ってでした。
 ファンシー要素を揃えたうえで商売をそれぞれはじめました。
「売るで」
「売るっぺよ」
 オランダもデンマークも言います、かくして本題がはじまったのでした。


第二千六百四十五話   完


                   2023・4・26

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