第二千六百十話 全部一緒かも
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第二千六百十話 全部一緒かも
韓国は日本に自国のインスタントラーメンの商品をドヤ顔で出しました。
「さあ、遠慮せず食うんだぜ!」
「あの、全部基本は辛ラーメンで」
日本は韓国に彼が出した三つの商品を引いたお顔で見つつ言いました。
「プテチゲ、コチュジャンチゲ、キムチチゲですが」
「三つもあっていいんだぜ」
「あの、まさかでなくて」
かなり確信を以て言う日本でした。
「全部同じ味では」
「いや、それぞれ味が違うんだぜ」
「紹介されている具は多少違いますが」
それでもと言う日本でした。
「あくまで多少で」
「いや、ここが違うんだぜ」
「そうでしょうか」
「だから三つ共食うんだぜ」
「韓国さんとですか」
「そうなんだぜ、俺が調理してやるんだぜ」
「何故いつも私を嫌いと言うのにこうなのでしょうか」
このことも不思議な日本でした。
「いつもうちに来られますし」
「そんなことは気にするななんだぜ」
そこは強引に収める韓国でした、そのうえで日本に三種類のラーメンチゲを振舞いますがその味はといいますと。
第二千六百十話 完
2023・4・8
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