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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第22話 ウォール・ローゼ攻防戦@ 〜襲撃〜
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俺たち新人調査兵が初めて参加した壁外調査で、俺たち調査兵団は複数の知性巨人と遭遇。
 熟練兵士の大量損失、リヴァイ兵士長の負傷などを代償にどうにか撃退することができたが、その代償は調査兵団の支持母体を失墜させるのに十分だったため、エレンが憲兵団に引き渡される事が決まってしまった。
 だが、それを打開すべく、団長は超大型、および鎧の巨人の内通者探しを決行。
 トロスト区防衛線で話してくれたアニをこちら側に引き込むことに成功した。
 そんな中、アニの所属する憲兵団の管轄、ストヘス区で異形の女型が出現。
 兵士を失いながらも、どうにか戦う中、さらに異形の鎧までもが参戦し、戦場は混沌と化していった。
 それでも、調査兵団はエレンの力を利用し、異形の鎧を討伐、異形の女型を捕獲?した。
 それにほっとするのもつかの間、アニから寿命の話を聞かされる。
 アニの話を聞いて俺はエルヴィン団長に話しに行くことにした。
 それに、話を聞いていたヒョウも共に説得に行く。
 だが…、その矢先、いきなりヒョウが吐血した。

「おい、ヒョウ!?しっかりしろ!」

 俺はそういいながらヒョウに駆け寄る。
 ヒョウはそれに返さず、両手で口を押さえている。
 だが、指と指の間から血が漏れ出ていることからかなりの量の出血だと見られた。

《!やはりだ…、どうも耐性が無効化されている。
 だが、幸いヒョウはどうにか新しいスキルを獲得しかけているようだし、それで体調が回復するかもしれない》

 !本当か!?

《いや、どんなスキルを獲得するかによって助かるかが変わる。
 回復系統のスキルならば、自身で傷を治癒できるようになるからな。
 だが、そうでは無い場合もあるし、そこのアルミンという人間の言う通り、治療院に連れて行くのをおススメしよう》

 …分かった。
 冷静に考えてみれば、確かにスキルを獲得しかけているのかもしれない。
 ヒョウの体内魔素量がやけに少なくなっている。
 だが、例えそうだとしてもこれは休ませた方がいい。

「ヒョウ!?すごい量の血…!
 アルミンの言う通り、早く治療院に運ばせた方が良い!」

 その言葉で周りも気付いたのか、発言者であるアニを筆頭にヒョウを治療院へと運ぼうとする。

「あの量の血、戦線に復帰できるか、いや命すら助かるか分からない状況だね…。
 …無事に延命できるといいけど…」

 ハンジ分隊長の言葉に声を出さずとも同意する。
 あぁ、不安だ。
 ヒョウは無事帰ってくるだろうか…。
 そんな不安の中、エルヴィン団長が声を掛けてきた。

「…ハチマン、こんな状況ですまないが、任務を頼みたい」

「…は…?」

「ストヘス区に与えた被害は大きく、事後処理も含め、我々はもう
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