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仮面ライダー龍騎 夢に向かえ
第十二章
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 それは若い女であった。青い服に身を包んでいる。
「ちょっと貴女」
 須藤が彼女に声をかけてきた。
「そこにいたら危ないですよ」
「大丈夫ですよ」
「!?待て須藤君」
 一条は今までのグロンギとの戦いで得た勘を働かせた。それを使って言う。
「彼女に注意するんだ」
「は、はい」
「大丈夫ですよ、一条警部」
「俺の名前を!?」
「知ってまぁす。色々あって」
 軽い調子で返してきた。
「当然須藤警部補のこともね」
「何者ですか、貴女は」12
 須藤も彼女に警戒を持たずにはいられなくなってきた。彼女を見据えて問う。
「私達のことを知っているようですが」
「そして仮面ライダーのことも。知ってますよお」
「ではあのライダーもか」
 一条が今も前で戦うライダーを指差して言った。
「あれは一体」
「五代君とは別のライダーなの」
「五代のことも」
「だから皆知っているんですって。ここに他に三人ライダーがいることも」
「三人!?」
「はい」
 手にその三枚のカードを見せて言ってきた。
「これで・・・・・・はいっ」
 三枚のカードを投げる。するとそれぞれのカードが市民の中の手塚と東條、そして浅倉の手の中に渡った。すぐに彼等はそのカードを見た。
「これが」
「後は変身するだけです」
 女はまた言う。
「ささ、すぐに」
「変身!?まさか」
「そのまさかで〜〜〜す」
 また一条の答える。
「それをやっちゃえば」
「何がどうなっているんだ」
「いえ、一条さん」
 ここで須藤が言ってきた。
「わかりました。では私は」
「須藤君、まさか君は」
「はい、やってみます。それでは」
 左手を前に出し右手をそこに添える。それから素早く左手を脇にやり右手を前に突き出す。右手の人差し指と中指を並べて立てその他の指は拳にしている。
「変身!」
 叫ぶとカードを腰に出ていたベルトにやる。それで光に包まれ変身した。
 黄金色の蟹を思わせるライダーであった。今それが出て来た。
「やったわ、これでまた一人」
「まさか私がライダーだったとは」
「はい、貴方は仮面ライダーシザース」
 女はそう須藤に言う。
「強くなりたいんですよね、貴方は」
「はい」
 女に顔を向けてその言葉に頷く。彼が武道に熱心なのは誰よりも強くなりたいからだ。その為に警察にも入った。女はそのことも知っていたのであった。
「じゃあライダーになれば」
「それを手に入れられると」
「ささ、だから」
 須藤に言う。
「あのモンスター達を倒しちゃってね」
「わかりました。では一条さん」
「わかった」
 一条は仮面ライダーシザースになった須藤に頷いてみせた。
「行って来るんだ。背中は俺が受け持つ」
「お願いします」
 こうして彼も戦
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