暁 〜小説投稿サイト〜
新ヘタリア学園
第二千五百七十四話  負けても

[8]前話 [2]次話
第二千五百七十四話  負けても
 キューバは負けた後ですぐに残念会を開きました、そして次の日には笑顔でこんなことを言いました。
「ほな練習しよか」
「明るいね」
「負けて引き摺ってもしゃあないからな」 
 カナダにその笑顔で答えます。
「そやからな」
「明るいんだ」
「そや、それでな」
「これからだね」
「練習や」
「次の試合に向けて」
「WBCは負けたけど野球はまだやるんや」 
 だからだというのです。
「ほなもうな」
「練習だけ」
「明るくな」
「キューバのその明るさはいいね」
 カナダがしみじみと思うことでした。
「引き摺らなくて」
「引き摺っても何もならんからな」
 やはり笑顔で言うキューバでした、負けても次の試合がある。こう言ってグラウンドで選手の人達と汗を流すのでした。


第二千五百七十四話   完


                      2023・3・21

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ