第二千五百七十二話 本屋さんの前に
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第二千五百七十二話 本屋さんの前に
連合国の面々は大阪に案内された大阪梅田駅の紀伊国屋書店の入り口でまずは大谷選手が表紙のスポーツ雑誌達の中にです。
山口高志投手の特集本を見て思わず言いました。
「そうか、ここは阪急だからな」
「それであるな」
「この人阪急の人だったしな」
「それで特集本も置いてるんだな」
「はい、それで昔はです」
大阪はアメリカ、中国、イギリス、フランスにさらにお話しました。
「お店の前の柱に阪急の選手の人達も写真が飾られてました」
「そうだったんだな」
「今は何もないあるが」
「親会社だけあってか」
「飾ってくれてたんだな」
「宝塚さんの女優さんと一緒に」
昭和の頃のお話です。
「それで今はです」
「本屋さんにあるんだな」
「粋なことあるな」
「紀伊国屋さんもやってくれるな」
「こうした本を大谷さんの中に置いてくれるなんてな」
連合国の面々も思わず笑顔になってしまいました、ブレーブスはなくなってもその心はちゃんと残っているのです。
第二千五百七十二話 完
2023・3・20
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