第二千五百六十五話 一六四キロとバント
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第二千五百六十五話 一六四キロとバント
イタリアは日本との試合の後でロマーノに言いました。
「凄かったね」
「ああ、一六四キロかよ」
ロマーノも言葉がありません。
「とんでもなかったな」
「よく二点取れたね」
「スライダーもえげつなかったしな」
実は一四七キロフフォークだけではないのです。
「しかもバントなんてな」
「あれは監督さんの采配だと思うけれど」
「試合の流れ決まった感じがしたな」
「まさかと思ったからね」
「全体的にな」
ロマーノは真剣なお顔で言いました。
「試合は日本の流れだったな」
「そうだったね」
「しかしいいもの見せてもらったぜ」
ロマーノはこうも言いました。
「凄い選手見られてな」
「そうだよね」
「ああ、リアルのバケモノと試合が出来てな」
それでというのです、イタリアは試合に敗れましたが大谷選手の凄さを知ってよかったと思うのでした。
第二千五百六十五話 完
2023・3・17
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