暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第七十三話 態度が少しその十

[8]前話 [2]次話
「新一君はちょっとね」
「喜び過ぎですか」
「傍目から見てね」
 それでもです。
「白石さんや杉浦さんは当然な感じだけれど」
「僕が喜んでいることが」
「そうみたいだけれど」
「皆わかってくれてますか」
「皆?」
「いえ、こっちのお話で」 
 こう言って止めてきました。
「何でもないです」
「そうなの」
「はい、それでなんですが」
 私にあらためて言ってきました。
「今日は産廃のあと回廊ひのきしんさせてもらうつもりです」
「毎日みたいにしてるわね」
「はい、いい運動にもなりますよね」
「汗かくからね」
 回廊ひのきしんはです。
「カロリーも消費するわ」
「そうなんですよね」
「しかも新一君よく歩いてるしね」
 おぢばのあちこちをそうしているを見ています。
「だから痩せるのね」
「かなり食べましても」
 それでもとです、新一君自身言います。
「太らないです」
「食べてもその分動くとね」
「太らないですね」
「ええ、それでなのね」
「今日もです」
 参拝をさせてもらった後はというのです。
「参拝させてもらって」
「回廊ひのきしんをさせてもらって」
「あとはお墓地ですね」
 そちらに行くというのです。
「お昼食べるまでは」
「そうして過ごすのね」
「はい、あと色々歩きたいですね」
「何か休日いつもそうしてないかしら」
 新一君はです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ