暁 〜小説投稿サイト〜
チートゲーマーへの反抗〜虹と明星〜
11話 Fateful encounter【運命の出会い】
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つろぐ中で、1人来客が訪れる????イフトだ。


「よっ、イフト???その様子だと何か都合の悪いことが起こったらしいな。」
「ご明察。」


魁は置いていたワイングラスに、赤いワインを注ぐ。そして勘が当たったことに少し笑みを見せながら、グイッとその液体を飲む。


「さしずめ、アイツの身が危ういんだろう。」
「そうだ。だから……」
「俺たちが動く……か。別に構わんが、それを目の当たりにしたあの者たちがビビってやる気を失わないといいんだがな。」
「その心配はない。彼らはもうすでに次のステージに進み出している……そう、才も言っていたさ。」
「ほう……..そりゃぁ楽しみだ。」


ゴン!と音を立てて、ワイングラスが地に着いた。



?????※?????




速人たちはイベントで使われる予定のステージへとやってきた。そして可可はそのブツを紹介する。


「じゃジャーン!!」
「なにこれ…?」
「初ライブするにあたって用意したグループ名付きの看板とブレードデス!」


かのんと可可のポップな似顔絵が描かれた看板。それをオタク感満載のハチマキとオレンジとスカイブルーのブレードを振り回す可可。

あまりにノリノリな可可に速人たち3人は困惑する。

すると、かのんがあることを指摘する。


「この看板の名前……?」
「可可が考えたグループ名デス!可可のクーとかのんさんのカーをあわせて、『クーカー』!!」
「そのまんまだな……まぁこの際どうでもいいか???」


速人がこういうわけはそこまでグループ名にこだわりを持ってはいない……というより、いい結果を残すためにそんな余裕はないと言ったところか。

ふと、かのんは少しばかり浮かれた足取りで使われるはずのステージを感慨しながら、遊歩する。


「ここで……ライブするんだ….!」
「はい!10組ほど参加するそうデス!」
「10組……その中で、1位か。」


改めてその目標を噛み締める速人たち。


スーッと息を吐き、心を落ち着かせた………


すると???後ろからときめき輝く声が速人の耳に入る。


「ここがスクールアイドルフェスのライブ会場……トキメイちゃう〜!!」
「ユーちゃん、声大きいよ〜」
「(アイツ……まさか。)」


速人が侑を気にかけていたのも束の間。侑はすぐに前にいるかのんたちに気づき、そばに置いてある看板を見た途端に目を輝かせながらかのんと可可の側にやってくる。


「もしかしてスクールアイドルの方ですか!?」
「え!?ま、まぁ……スクールアイドル駆け出しというか???」
「この前始めたばかりデス!」
「あのクーカーってアイドルグループ名?あとどこの学校
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