第二千五百三十話 そういえば黒なので
[8]前話 [2]次話
第二千五百三十話 そういえば黒なので
プロイセンは外からトウオウ戦隊を見てドイツに言いました。
「俺あの連中から見たら何だろうな」
「いい役ではないだろうな」
ドイツはプロイセンに腕を組んで答えました。
「皇帝ではないだろうが」
「じゃあ男爵辺りか?」
「そうかもな」
ドイツも否定しません。
「強いて言うならな」
「皇帝はロシアでか」
「ロシアの部下でなくてもな」
「そうなんだな、そう言えばあの戦隊の敵の色黒だけれどな」
ここでこのことを言ったプロイセンでした。
「昔俺の軍服黒だったしな」
「そういえばそうだったな」
フリードリヒおじさんの頃の軍服です。
「そのまま当てはまるな」
「そうだよな」
「じゃああたしはあのお嬢さんかい?」
プロイセン妹も言ってきました。
「物凄いヒロインしていたキャラだったけどな」
「ああ、それいいな」
プロイセンは妹さんに笑って応えました、敵ポジションもまたよしと彼等もまんざらではありません。
第二千五百三十話 完
2023・2・27
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ