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星河の覇皇
第八十三部第三章 今だ目覚めずその八
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「後スポーツ位か」
「中継のな」
「あと映画のテレビでの放送とかな」
「そういうのばかりで」
 それでというのだ。
「ドラマは面白いの減って」
「他は本当にしょうもないバラエティ番組ばかりで」
「何でテレビってあんなに面白くなくなったんだ」
「テレビ観ると馬鹿になるっていうけれどな」
「実際観ても時間の無駄だしな」
 そう言っていいものでしかなくなっていて、というのだ。
「観るものじゃないな」
「本当にな」
「これティムールだけか?」
「いや、何処もだろ」
「オムダーマンだってそうだしな」
「連合もエウロパもな」
「それでマウリアも」
 各国共、というのだ。
「本当にな」
「面白い番組ないんだな、どの国も」
「嫌になるな」
「どの国行ってもテレビが面白くないとかな」
「どうなんだよ」
「ネットやゲームがないとな」
 テレビしかないならというのだ、彼等にしてもそれなら他に娯楽が少ないならそれは困ることであるのだ。
 だがここでだ、こうしたことも話した。
「まあ戦局の報告あるからな」
「今現在のな」
「それは観るな」
「アニメや特撮以外にも」
「こっちは必要だから観るな」
「こういったのは放送してくれていいんだよ」
「下らないバラエティ番組放送中止にしてもな」
 とかくこうした番組は彼等は否定していた。
「そういうのじっくり放送してくれよ」
「どうせ金かけた番組じゃないだろ」
「だったらそうしてくれよ」
「しかしな」
 ここでまた言った彼等だった。
「ああした番組でも放送しないと駄目か?」
「そうしないと駄目か」
「何か変な条件でもあるのかよ」
「ああした番組作って放送しないといけないとかな」
「それかもうああした番組しか考えられないとかな」
「それじゃないのか?」 
 考えられないのではないかというのだ。
「もうな」
「つまりテレビ局って馬鹿しかいないか」
「馬鹿だからあんな番組しか作れないしな」
「っていうか有能な奴は何処行ったんだ?」
「出来る奴は」
 そうした人材はというのだ。
「そういうのがネットに行ってか」
「それでテレビには馬鹿しかいなくなってるのかよ」
「的外れなことばかり言うコメンテーターとかな」
「変なことしか言わない司会者も酷いな」
「本当に馬鹿しかいないな」
「だから番組もな」
 制作して放送しているそれもというのだ。
「面白くなくてな」
「観る価値もないものになってるか」
「それでそうした番組作っても平気で」
「面白くないことにも気付いてないか」
「もうそれどうしようもないな」
 それこそというのだ。
「余計にテレビから人が離れてくな」
「皆もっともっとネット観る様になってな」
「面白かったら」 
 
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