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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百二十四話  立花キリカ その2
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んとやらをこれから探しに行くんですよ...本来であれば、狂撃刀を使わずに狂撃波動を撃てるのは俺とカエデの二人だけなんです、故に今回の事件がただごとでないことは俺も承知しています」
「警察には連絡したほうがいいのかしら...」
「状況説明と事情聴取は構いませんが、捜査だけは絶対にやめるように忠告しておいてください、先程の教員たちのように、頭部を損傷してしまう犠牲者が増えるだけです」
「じゃあ、救急車は?頭部を損傷してしまった教員たちはちゃんと病院のほうで検査を受けないと...」
「先生、現実から目を背けるのはやめましょうよ...おそらく、頭部を損傷した教員たちは皆、死んでいます...」
「そ、それじゃあ、キリカちゃんが人殺しになってしまいます!まだミセーネンなんですよ!」
「キリカちゃんの体から放たれた狂撃波動のせいで、教員が数人死亡した、それが現実です。先生、キリカちゃんの特徴を教えてくださいませんか?」
「特徴...ああ、そうだ!キリカちゃん、給食の時間に暴れたんです!それで、カレーの入った鍋を自分にぶっかけたんです!なので、キリカちゃんの制服は今、茶色になっているはずです!」
「ちくしょう...!さっき、ぶつかってきた、あのガキ...キリカちゃんだったのか...!」
「石間さん、キリカちゃんに会ったんですか?」
「ええ、ここに来る前にね...。それでは俺はここで失礼させていただきます」
コウイチはそのまま学校から去った。
(おそらく、俺の予想が正しければ、キリカちゃんは何者かによって狂撃波動の力を授かったに違いない...とりあえず、日本リンクマスター協会に監禁されているカエデに聞くのが早いかもな...)
日本リンクマスター協会を訪れた石間コウイチを一人の警備員が迎える。
「今回はどのような用件で?」
「桜原カエデに話があって来た」
「それでは、ご案内します」
以前殺害した警備員になりすましている竹田マサタカは石間コウイチの来訪に内心、戦慄していた。
(この男が石間コウイチ...先生が唯一恐れる男...)
コウイチが警備員の違和感に気付く。
「君さァ、前より猫背になった?」
「あ、ああ...そ、そうですね...ちょっと疲れがたまってて...」
「ふ〜ん、そんで、カエデは元気かい?」
「せんせ...じゃなくて、桜原カエデはいつも通りおとなしくしていますよ...」
「あっそ」
独居房に入ったコウイチの前に拘束着と拘束具を装着されたカエデがいる。
「立花キリカ...お前、知ってるか?」
「知らないわ...誰それ?」
「とぼけるなよ、お前、俺に捕まる前に立花キリカに狂撃波動の力を与えただろ?」
「確か、立花ユイナという女性に力を与えた覚えはあるわ...」
「やっぱり、おまえ、狂撃波動の力を自分以外の人間達
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