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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百十二話 南原ユキエ その3
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奈良見ルナは、狂撃波動の直撃を受けて正常な状態に戻った南原ユキエを確認して中学校から去った。
自身が起こした不祥事の責任を全て、石間コウイチのせいにして。
リンクセンター石間に戻った奈良見ルナを待っていたのは、カップ麺をすすっている石間コウイチだった。
「石間さん!私!依頼人、ちゃんと正常に戻してきましたよ!」
「おう、そうか!やれば、できるじゃねぇか!お!そうだ!お祝いに、このカップ麺、食いかけだけど食うか?」
「いらねぇよ」
リンクセンター石間に女刑事・新田みくが入ってくる。
「あの〜石間君、とある中学校から不法侵入と暴行の被害届が出てるんだけど、心当たりある?」
「うん、ありありだよ、な!奈良見?」
「わ、わたしは、石間さんに言われて、無理矢理...」
「おい、奈良見ィ!おめぇだけ、責任逃れするつもりか?ずりいぞ!」
「とにかく、署までご同行願いましょうか?」
「おい!待て!待ってくれ!奈良見ィ!笑ってねぇで助けろォ!」
「石間さん!日本リンクマスター協会に頼んでいい弁護士つけてもらうんで安心してくだせぇ!」
石間コウイチはそのまま、新田みくが運転する車に乗せられて、警察所の留置所にぶち込まれた。
三日後、奈良見ルナが日本リンクマスター協会に頼んで手配した優秀な弁護士のおかげで、校長側と石間コウイチの間で示談が成立した。
留置所から解放された石間コウイチを奈良見ルナが迎える。
「石間さん、お勤めご苦労様です!」

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