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第二千四百八十話  始皇帝の真実

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第二千四百八十話  始皇帝の真実
 よく始皇帝は冷酷非情と言われていますが。
「法自体は臨機応変だったある」
「そんなに厳しくなかったのかい」
「そうだったある」
 中国はアメリカにお話しました。
「確かに法治だったある」
「他の国よりもだな」
「そうだったあるが」
 それでもというのです。
「法律の施行は、ある」
「弾力的でかい」
「そんな冷酷ではなかったある」
 史記等ではそう書かれていてもです。
「重税かというとある」
「そこもかい」
「ちゃんと国民の負担もある」
「考えていたんだな」
「全体的にバランスはある」
「取れていたんだな」
「そのうえで統一政策を推し進めていたある」
 そうだったというのです。
 始皇帝は実は暴君と言うには及ばない人だったみたいです、その政策は無慈悲ではなく弾力的なもので。


第二千四百八十話   完


                     2023・2・2

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