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博士の挑戦状
第八話

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                  第八話  テレビを観て
 カーミラは博士の行いをテレビで観た、そのうえで自分の使い魔達に話した。
「前から知っていたけれど面白い人ね」
「こと騒動を起こすということではですね」
「確かに面白い人ですね」
「生物学的には人間でないですが」
「人と言っていいですね」
「ええ、神と言うべきね」
 カーミラは博士をこう表現した。
「最早ね」
「荒ぶる神と言うべきか」
「人に恵は与えないので」
「そうした神ですね」
「言うならば」
「そうね、しかしね」
 こうもだ、カーミラは話した。
「こうした神様もいるわね」
「荒ぶる神はですね」
「存在していますね、確かに」
「各地の神話を観ても」
「左様ですね」
「そうよ、そしてね」
 それでと言うのだった。
「私は嫌いではないわ」
「人の倫理を無視して動く」
「その我が道を行く感じがいいですね」
「ご主人様としては」
「左様ですね」
「そうよ、それがいいから」
 だからだというのだ。
「私としてはね」
「お嫌いではないですか」
「確かにご主人様の好みに会っていますね」
「言われてみれば」
「左様ですね」
「これら観ていきたいわ、そして」
 カーミラはさらに言った。
「戦うこともね」
「されたいですか」
「神と」
「そうもお考えですか」
「ええ、面白そうだから」
 それ杖にというのだ。
「そうしたいわ」
「わかりました、では」
「その時はです」
「我々も働かせて頂きます」
「及ばずながら」
「宜しく頼むわ」
 カーミラは使い魔達に笑顔で応えた、そうしてだった。
 彼等が出したワインを飲んだ、赤ワインだったがそのワインを飲んで悠然と笑いそしてさらに飲むのだった。


第八話   完


                   2022・11・4
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