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ドリトル先生とタキタロウ
第六幕その四
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「娘が代わりに地獄に行くからとかね」
「そうだね、いやどの場所でもどの時代でも悪人はいるけれど」 
 それでもと言う先生でした。
「ここまでの悪人だとね」
「絶対にお付き合いしたら駄目だね」
「近寄っても」
「本当に自分しかないから」
「平気でどんな悪事でも働くから」
「そうだね、残念だけれどこんな人達は生きていたら駄目だよ」
 先生はこうまで言いました。
「悪いことしかしないからね」
「間違ってもいいことしないね」
「誰かの為に何かしないね」
「人間の心なんてないしね」
「それも微塵もね」
「そしてこうした人達が現代の日本ではね」
 先生達が今いる国ならというのです。
「活動家や学校の先生に多いんだよね」
「そうそう」
「何でかね」
「そうした人達ってそうしたお仕事だね」
「そうした人達に支持されている政治家とか」
「そんな人達に多いね」
「口では奇麗ごとを言ってもね」
 それでもというのです。
「その実はだよ」
「自分しかなくて」
「他の人は利用するだけでね」
「徹底的に冷酷でね」
「悪いことをしても平気だね」
「自分しかない人は倫理観もよ」
 そうだというのです。
「極端になるとね」
「自分さえよければいいならね」
「もう倫理観なんかないよね」
「他人がどうなってもいいなら」
「自分さえ利益になるなら悪事を働いても平気なら」
「そうだよ、だから娘さんにもそんなこと言えるし」
 猫と旅行どっちか選べとです。
「泣いている娘さんにね」
「猫に愛情あるのにね」
「だから泣いてるのにね」
「自分達が旅行に行きたいから捨てろ」
「死なせろ、愛情を捨てろなんて言うなんてね」
「こんな人達は倫理観なんてないから」
 全くという口調での言葉でした。
「絶対に近寄ったらいけないしそうした人達のお仕事は」
「日本だとね」
「学校の先生とか活動家に多くて」
「それでそうした人達が支持している政治家だね」
「そんな人達だね」
「そんな人達だからね」
 さらにお話する先生でした。
「熊本の牛の病気の時あったね」
「そうそう、何か入国前の検査をしない様にしてね」
「その時の政府が」
「それで熊本の牛に病気が蔓延して」
「沢山の牛が殺処分になったんだね」
「その時政府は何もしないでね」 
 大変なことになっていてもです。
「当時の農林水産大臣が酷くて」
「そうそう、責任者なのに」
「問題が起こっている最初の大切な時点で外遊に行ってね」
「自分のはじめてってことで」
「対策全く立てなくて」
「それで後でさっさと殺しておけばよかった」
「そう言ったんだよ」
 先生が怒気を出していません、ですが明らかに怒っていました。
「この大臣もその時の政府の多くの人
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