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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百九十八話 伊倉アキオ その3
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第百九十八話 伊倉アキオ その3
断罪王現象。それは、ある日突然、普通の社会人が社会不適合者になってしまう現象である。
この現象により社会不適合者になってしまった人々を国は『断罪者』と名付けた。
いじめられっ子の高校生、伊倉アキオはある日突然、断罪者に覚醒して、自分をいじめていた生徒達を一人残らず包丁で斬殺した。
石間コウイチと助手の奈良見ルナは、伊倉アキオに弟を殺された女刑事・新田みくと共に逃走中の伊倉アキオを探し始める。
「おい新田、お前、アキオがいそうな場所に心当たりがあるのか?」
「ええ、伊倉アキオの目的がいじめっ子たちへの復讐なら、アキオは自分が高校に進学する前に通っていた中学校や小学校の元クラスメイトのいじめっ子たちもターゲットにしているはずよ」
「なるほど、この時間なら、まだギリギリ下校時間じゃないな」
「やっべ、私、工事用のヘルメットかぶってくるの忘れちゃいました!アキオって確か包丁持って逃走してるんですよね」
「諦めろ、奈良見。とっととアキオの元クラスメイトが通学している高校に行かないと、全てが手遅れになる」
「でも、ぶっちゃけさぁ、いじめっ子なんて守る価値ないと思うんですよね?」
アキオをいじめいていた弟を持つ新田みくの表情が難しい顔になる。
「おい奈良見、もうちょっと空気読めや...」
「す、すんませ〜ん」
「いいのよ、奈良見さん、私も自分の弟がアキオに殺されていなければ、あなたと同じことを思っていたに違いないわ。でも、いざ、いじめ加害者とはいえ、自分の家族が被害者になってしまうと、誰が被害者で誰が加害者なのか、わからなくなっちゃうわよね...」
「新田、とりあえず、今は運転に集中しろ、お前がブルーになって事故ったらアキオの被害者がさらに増えるんだぞ」
「わかってるわよ、そんなこと...」
数分後、新田の運転する車がアキオの中学時代のクラスメイト達が一番多く通っている高校の近くに止まる。
車から降りた俺達はすぐに、その高校の校舎の中に入る。
新田みくが受付の事務員に警察証を見せて事情を説明する。
「どうやら、まだここにはアキオらしき人物は来ていないみたい...」
「逆に怪しいな、この高校は中学時代にアキオをいじめていた生徒達が一番多く通っている高校なんだろ?」
「もしかして、今日は疲れたから、明日に予定を変更しようとしたとか?」
「それはないな、今日中に警察がアキオが訪れそうな学校に警備を固めれば、アキオは自分の目的を達成しずらくなる」
「そうね、犯行予定の変更はアキオにとっても色々と都合が悪いわ...」
次の瞬間、見知らぬ生徒の頭部が俺達の目の前の床に転がってきた。
「また、お会いましたね、石間さん」
「アキオ...お前!」
「僕がターゲットを斬殺するのに、わざわざ正面から校舎に
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