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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第55話:会議だよ!全員集合!!
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シュミット3等陸佐です」

「同じく,捜査主任のフェイト・T・ハラオウン執務官です」

「本局次元航行艦隊所属 クロノ・ハラオウンです」

「聖王教会のカリム・グラシアです」

「この2人は我々機動6課の後見人を務めていただいている方です」

はやてがそう言って,補足をいれていく。

「聖王教会のシャッハ・ヌエラです。主に騎士カリムの護衛を務めております」

「本局査察部のヴェロッサ・アコース査察官です」

「地上本部陸士108部隊の部隊長 ゲンヤ・ナカジマ3等陸佐だ」

「ユーノ・スクライアです。無限書庫の司書長をしています」

ユーノを最後に,全員の自己紹介が終わった。

「ほんなら,自己紹介もつつがなく終わったところで,本題に入りましょか」

はやてはそう言うと,一度咳払いをした。

「今日の集まっていただいたのは,我々機動6課で追っている事件について,
 今までのところでわかっていることを皆さんにご説明したいためです。
 ただ,残念ながら機動6課のマンパワーだけで処理しきれる大きさの問題では
 無くなってしまったために,私の個人的なつながりで申し訳ないんですけど
 組織の枠を超えて,皆さんに協力をお願いしたいんです」

はやては一旦そこで言葉を切ると,室内を見まわした。

「では,我々機動6課が現在追っている事件についてご説明したいと思います。
 ほんなら,フェイトちゃん」
 
はやてがそう言うと,フェイトははやてに向かって小さく頷き,立ち上がった。

「私たちは機動6課設立のはるか前,新暦71年ごろからあるロストロギアを
 追ってきました」
 
フェイトはそう言うとスクリーンを操作し,レリックの画像が表示される。

「指定ロストロギアであるレリック。膨大なエネルギーをもつこの
 ロストロギアを狙って,ある魔導機械が出現します」

スクリーンにガジェットの画像が映し出された。

「我々がガジェットと呼んでいるものです。
 昨今,このミッドでも度々出現していることは皆さんもご存じかと思います」
 
フェイトがそう言うと,部屋の中の全員が頷いた。

「機動6課での情報収集により,このガジェットを出現させレリックの奪取を
 目論む主犯と思われる人物が浮かび上がりました」

そこで,スクリーンにスカリエッティの顔写真が映し出された。

「ジェイル・スカリエッティ。重犯罪者として指名手配されている人物です」

そこまで言ってフェイトが座ると,はやてが先を続ける。

「とまあ,ここまでのことはこの部屋にいる人らならだいたい知ってますよね。
 そやけど,機動6課の真の設立目的は別のところにあるんです。
 ほんなら次はカリムがええかな」

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