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ドリトル先生とタキタロウ
第四幕その八

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「本当にね」
「大人の行動でもないしね」
「そんな行いは」
「間違ってもしたらいけないよ」
「どんな人でも」
「僕はその漫画より大柄なサラリーマンのお父さんがお料理を作る漫画が好きだよ」
 こちらの方がというのです。
「キャンプの時も役立つお料理紹介してるしね」
「そうだよね」
「色々なお料理紹介してくれてね」
「実際のお料理にも役立つわ」
「しかも美味しいし」
「出て来る人が穏やかなのもいいわね」
「そしてインスタントラーメンもだよ」
 今食べているそちらもというのです。
「色々な調理の仕方を紹介してくれてるね」
「そうそう」
「それがまた役立つんだよ」
「読んで面白いしためになる」
「素敵な漫画よね」
「福岡が舞台でね」
 その作品はというのです。
「あちらのお料理が多いね」
「九州のお料理がね」
「作者さんあちらの人でね」
「ずっとあちら在住だし」
「それでだね」
「福岡のお料理が多いね」
「福岡のお料理も美味しいね」
 先生は笑顔で言いました。
「実際ね」
「ラーメンとかガメ煮とかもつ鍋とか」
「おうどんもあるしね」
「鶏肉も有名だし」
「いい場所だよね」
「うん、僕はまだ縁が薄いけれどね」 
 それでもと言う先生でした。
「縁があればだよ」
「行ってね」
「そうしてだね」
「福岡のお料理も楽しみのね」
「博多の」
「そうしたいね、ただ野球がね」
 先生は皆にまた少し苦笑いになって言いました。
「こっちは阪神であっちはソフトバンクだけれど」
「セリーグとパリーグでね」
「交流戦とかオープン戦以外じゃ戦わないんだよね」
「シリーズもあるけれど」
「シリーズでも強いね」
「阪神は毎年日本一になってるけれど」
 それでもというのです。
「ソフトバンクは尋常じゃなく強いね」
「阪神は人類史上最強の野球チームと言われてるけれど」
「それでもね」
「ソフトバンクも強いわ」
「超巨大戦力と言われるだけあって」
「尋常じゃないよ」
「全く隙のない戦力の阪神でもだよ」  
 無敵猛虎とさえ言われているけれど、というのです。
「ソフトバンクと戦うと薄氷だからね」
「もう運が分かれ目」
「そんな勝負ばかりよ」
「いやあ、ソフトバンクの強いこと」
「凄まじいわ」
「東北では楽天だけれどね」
 先生は今自分達がいるチームのお話をしました。
「楽天もいいチームだけれど」
「ちょっとソフトバンクの強さはね」
「伊達に超巨大戦力じゃないから」
「いつもその強さに参るわ」
「本当にね」
「全くだよ、かつては同じ関西のチームだったけれどね」
 先生はこうも言いました。
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