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第二話 来訪その六

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「これから」
「嫌だと言えばどうする」
「絶対に来て欲しいのだけれど」
「興味がないと言った」
「どうしてもなんだ」
「何度でも言う」
「それでは」
 神威にそこまで言われてだった。
 玳透は身構えた、そうしてだった。
 両手を前に出してそこから前に向けて竜巻を出した、それで神威を攻撃してきたが神威はそれを上に跳んでかわしてだった。
 上から玳透に蹴りを浴びせる、その蹴りをだった。
 玳透は紙一重で後ろに跳んでかわした、だが。
 着地した神威は両手を空手の要領で使ってきた、それで玳透を激しく攻め。
 防戦一方となった彼に右の蹴りを前から浴びせた、玳透はそれを両手を交差させて凌いだが衝撃を受け。
 吹き飛ばされた、それでも立っていたが。
 神威はその正面に来ていて彼に右の拳を出して言った。
「勝負あったな」
「くっ・・・・・」
「まだやるならいいが」
 それでもと言うのだった。
「決着がついてまだやる趣味は俺にはない」
「僕はまだ」
「それならまた来い」
 玳透を見据えて告げた。
「それ以上戦ってもだ」
「僕の負けだから」
「無駄に怪我をするつもりだ、それにだ」
 神威はさらに言った。
「蹴りは防いだが」
「わかっているんだ」
「その衝撃で両手の骨にヒビが入っているな」
「くっ・・・・・・」
「それなら無理だな」 
 これ以上の闘いはというのだ。
「だからだ」
「下がれというんだ」
「そうだ、傷を癒してだ」
 そうしてというのだ。
「また来い、ではな」
「しかし君は」
「だから言った興味はない」
 玳透に目を鋭くさせて告げた。
「俺はな」
「そう言うんだ」
「俺は俺だ」
 こう言ってだった。
 神威は自分の部屋に入った、玳透はその彼を見送ってだった。
 丁のところに戻った、そして彼の話をすると丁は悲しい顔で話した。
「そうですか」
「残念ですが」
「わかりました、しかし」
「それでもですか」
「まずは傷を癒して下さい」
 神威との闘いで受けたそれをというのだ。
「ですが」
「それでもですか」
「他の天の龍は来ますので」
 それでというのだ。
「その準備はしています、最初はです」
「どなたが来られるのでしょうか」
「はい、それは」
「ここかいな」
 ここでだった。
 空汰の声がした、そしてだった。 
 キャップ帽を前後逆に被りラフな服装で入ってきた、ここでだった。
 空汰はその帽子を脱いで丁に一礼して話した。
「はじめまして」
「はい、有洙川空汰さんですね」
「そうですわ」
 空汰は丁に笑顔で応えた。
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