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第一話 開幕その二十四

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「小さな存在とは思えません」
「そうなのですか」
「わしとしては」
 こう言うのだった。
「とてもです」
「ですが」
「丁様としてはですね」
「はい」
 鏡護に答えた。
「聞いています」
「地球の声を」
「そしてです」
「人間の声も」
「わらわは人間の側にいてです」
「人間を愛していますね」
「はい」
 鏡護に畏まって答えた。
「そうです、だからこそ」
「地球の声を聞いて」
「そのうえで、です」
「人間を護りたいのですね」
「多くの命を。若し人間が滅べば」
「地球は復活しようとも」
「人間以外の生きものの命もです」
 それ等もというのだ。
「動物も植物も」
「全てですね」
「滅んでしまいます」
 そうなってしいまうというのだ。
「そうなりますので」
「だからこそですね」
「人間を滅ぼしてはならない、人間はです」
 丁はさらに話した。
「愚かでありますが」
「それと共にですね」
「聡明でもあります」
 この要素も持っているというのだ。
「ですから必ずです」
「自分達の過ちに気付き」
「そのうえで、です」
「地球も救いますね」
「そうなります、ですから」 
 それ故にというのだ。
「わらわはです」
「七つの封印を集め」
「そしてです」
 そのうえでというのだ。
「人間を救う様にします」
「そうなのですね」
「わらわを含めてどれだけの犠牲が出るかわかりませんが」
 それでもというのだ。
「必ず」
「お覚悟はわかりました、わしもです」
「運命の中におられます」
「天の龍でも地の龍でもありませんが」
「戦われますね」
「そうします、しかしわしはです」
 鏡護は丁を確かな目で見つつ話した。
「絶望していません」
「運命は一つではなく」
「最悪のものもあれば」 
 それと共にというのだ。
「最善のものもです」
「ありますか」
「はい、そして一人では無理でも」
 丁にさらに話した。
「誰もが手を尽くせば」
「最善の運命にもですか」
「辿り着けます、最善は無理でも」
 それでもというのだ。
「次善でもです」
「辿り着くことが出来ますが」
「その筈です、この戦い心から死を望んでいないなら」
「生きられますか」
「そして未来を変えて」
 それが出来てというのだ。
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