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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第25話:オークション警備
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ん。頼むで,ゲオルグくん」



副部隊長室に戻った俺は,シグナム・ヴィータ・シャマルの3人を呼び集めた。
はやてから聞かされたことを3人にも話すと,本題に入ることにした。

「というわけで,俺が外の警備の指揮をとることになったわけだ。
 なので3人と作戦の打ち合わせをしておきたいので集まってもらった」

俺がそう言うと3人は頷いた。
俺はそれを確認すると,ホテル周辺の地図をモニターに表示した。

「ホテルの一方は市街地に面しており,もう一方は森だ。
 市街地側からガジェットが侵攻する可能性は低いと考えられるため,
 森側を正面として右側にスターズ,左側にライトニングを配置する。
 両副隊長には指揮をとってもらう。あと,シャマルは広域探査と管制な。
 でシャマルの警戒網にかかった敵を逐次殲滅ってのが基本戦術だな」

そこで言葉を切ると,ヴィータが口を開いた。

「なあゲオルグ。森側に陣取ったら市街地側にガジェットが出た時に
 対応が遅れねーか」

「ヴィータの懸念は判るけど,使える戦力が2個分隊ではね。
 まぁ,広域探査にシャマルもいるし,俺は,シャマルと
 ホテルの上で待機してるから,万が一の時は俺が時間を稼ぐさ」
 
ヴィータが頷いたのを確認すると,先を続けることにした。

「まぁ,敵の出方がわからない以上いきあたりばったりな作戦で
 申し訳ないが,あとは臨機応変に対応していくしかない。
 3人とも頼むぞ」

「おーっし,わかった」

「いいだろう」

「わかりました」



翌日,俺も含めた出動メンバーは,ホテルに移動するヘリの中にいた。

「っちゅうわけで,フォワードのみんなには外の警備を頼むからな。
 あとは,ゲオルグくん頼むで」

「了解。じゃあ細かい作戦は現地に着いたら説明するからな」

「「「はい」」」
「・・・はい」

4人のうちティアナの返事が遅れた。

(なんか考え込んでるな,後でフォローしとくか?)

ヘリが着陸すると,全員で一度ホテルのロビーに向かった。
フォワード4人とシグナム・ヴィータ・シャマルを集めて
作戦内容を説明していると,肌も露なドレスを着た
はやてとフェイトが現れた。

「・・・お前らその格好何?」

俺がそう聞くと,はやてが自慢げな顔を向けてきた。

「どうやー,ゲオルグくん。セクシーやと思わんか?」

「いや,まぁなんというか。うん,よく似合ってるよ2人とも」

俺がそういうと2人は少し頬を染めていた。

「ありがとう,ゲオルグ」

「なんや,ゲオルグくんにそう言われると照れてまうなぁ」

そこに遅れてなのはがやって来た。

「はやてちゃん,フェイトちゃん。遅れて
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