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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百三十八話 決死の攻防が続きその七

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「おいらにもわかるっす」
「オーラが違うだろ」
「はい、本当に」
「天使達も厄介だけれどな」
「こいつもっすね」
「ああ、だから気をつけろよ」
「えっ、今から私の一太刀で終わらせるつもりでしたが」
 紫苑はリムルの言葉に驚きの声で言ってきた。
「駄目ですか」
「いや、どう見ても無理であるぞ」
「そうであるな」
 ヴェルドラとミリムがそれはと言ってきた。
「あいつは強いぞ」
「我等が束になってかからないと勝てぬぞ」
「そうだね、そうじゃないと勝てないよ」
 天空寺もそうだと述べた。
「フェニックスはね」
「そうなのですか」
「いや、普通見てわかるだろ」
 リムルは天空寺にも言われしょぼんとなった紫苑に突っ込みを入れた。
「あんな強い奴はな」
「はい、私でも一人では相手にもなりません」
 ディアブロも言ってきた。
「ここにおられる皆さんが力を合わせ」
「そうしてだな」
「戦うべき相手です」
 深海に応えて述べた。
「まさにスサノオの擁する大幹部に相応しいです」
「その通りだ、では力を合わせていこう」
 アランも言ってきた。
「今回もな」
「おう、そうしような」
 リムルは陽気に応えた。
「じゃあな」
「私達は変身する」
「そして俺達もな」
「力を合わせてだ」
「全力で戦うな」
「そうしような」
 こう話してそうしてだった。
 まずはライダー達がそれぞれの最強フォームに変身した、リムル達もそれぞれの武器を出して身構えてだった。
 ファントムの姿になったフェニックスとの戦いに入った、フェニックスは何度攻撃を受けても立っていてだった。
 激しい炎を繰り出してきた、それは紅丸も遥かに凌駕しており。
「伊達に大幹部ではないな」
「全くだな」
 蒼影も否定しなかった。
「恐ろしい強さだ」
「これだけの面子が集まっても押されているとは」
「恐ろしい奴だ」
「しかしですぞ」
 白翁が鋭い目で言ってきた。
「どうも感情の起伏が激しく」
「それでか」
「はい、激すると」
 その性格がというのだ。
「周りが見えなくなりますな」
「そこは衝けますね」
 リグルドは白翁の話を聞いて頷いた。
「それじゃあ」
「あと少しで決められそうだしな」
 リムルも言ってきた。
「ちょっとここは俺達が思い切り仕掛けてな」
「そうしてですな」
「奴の頭に血を登らせるか」
 こう考えた。
「そうしてそこでな」
「俺達がだね」
「ああ、決めてくれるか?」
 ゴーストにも言った。114
「ここは」
「必ずね」
「ああ、それじゃあな」
「まずはね」
「やらせてもらうな、皆やろうな」
 リムルはテンペストの面々に声をかけた。
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