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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百六十二話 『ZEI銀泥棒粛清作戦・第四段階ゼェイジグゥアー殲滅作戦』バイト先の制服を洗濯機を使わせずに素手で子供に洗濯させる親は入浴中に朝まで爆睡しろ?
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じゃあ、さっきこの女を運んできた男子寮の刑務官と女子寮の刑務官もグルってことか?」
「ああ、きっとそうだろな、どうせ、さっき来た刑務官も女子寮の刑務官から金でも、もらったんだろ!そんだけ、この女は女子寮じゃ、問題児ってことだ!」
「そんで、どうすんだよ、この女!」
「そんなの言わなくてもわかってんだろ!」
「おいおいマジかよ...!」
「受刑者のくせにカッコつけてんじゃねぇよ!」
「刑務官に見つかったらどうすんだよ」
「刑務官もグルなんだから、問題ないだろ!」
俺と場我限児のやり取りに、同じ雑居房にいた他の受刑者達もベットから起き上がって俺と場我限児に話しかけてくる。
「おうおう、こりゃあ、なかなかの上モノじゃないの、場我限児く〜ん!」
「うるせぇ!あんまり、大きな声だすな!」
「なんだよ、刑務官もグルなんだろ?」
「あの刑務官はそうだが、他の刑務官は知らん!」
「じゃあ、もしかして、この女の口についてるガムテ―プ、はがしちゃだめやつ?」
「当たり前だ!」
「そんで誰から、いくんだよ?」
「そりゃあ、ジャンケンに決まってんだろ!」
「俺はやめとくよ」
「なんだよ闇崎ムツト、受刑者のくせに真面目ぶって、カッコつけてんじゃねえよ!」
「うるせぇ、だってこの女の子泣いてるじゃないか!」
「それが、いいんだろ?」
俺は雑居房にあった火災報知機のボタンを押した。
場我限児が俺の胸倉をつかむ。
「おい!闇崎ムツト!お前何してんだ!」
「うるせぇ!たとえ体が受刑者でも!心まで受刑者になるな?」
「意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇよ!」
場我限児が俺の顔を殴る。
騒ぎに気づいた、さっきとは別の刑務官が何事かと雑居房に入る。
さっきとは別の刑務官が黒い大きなビニール袋に入った女を見て驚く。
「どうして男子寮に、女がいるんだ?」
さっきとは別の刑務官が女の口からガムテープをはがす。
「君は、名前は?」
「身我魔矢ヤヅデです!」
身我魔矢ヤヅデは刑務官になにがあったのか泣きながら説明する。
その内容は先程、場我限児が言っていたのと同じ内容だった。
その後、身我魔矢ヤヅデは女子寮に戻され、この件に関わっていた、男性刑務官と女性刑務官は解雇された。
そして、なぜか、場我限児だけでなく、身我魔矢ヤヅデを助けるために火災報知器のボタンを押した俺も懲罰房に入れられて刑務官にボコボコにされた。
           *
あのとき助けた、女が今、俺の目の前にいる。
「実は聖少年刑務所が空爆されたあの日、女子寮にもTHE翼が立てこもったのよ。そのTHE翼のメンバーは研究所から強奪した白聖剣ケルベロスを持っていたわ。それで空爆で運良く生き残った私は瓦礫の下敷きになって死んでいたTHE翼のメンバーの手から白聖剣ケルベロス
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