第二千三百五十二話 運命の戦いへ
[8]前話 [2]次話
第二千三百五十二話 運命の戦いへ
日本は決勝進出を賭けてスペインとの試合をすることになりました、ですがその試合の前にでした。
スペインは陽気にです、日本に言いました。
「お互い頑張ろうな」
「はい、こちらこそ」
日本も真面目に応えます。
「全力を尽くしましょう」
「正直日本と試合出来て嬉しいわ」
スペインはこうも言いました。
「ちゃんとスポーツマンシップ守ってくれるさかい」
「それは当然のことでは」
「いや、俺前めっちゃ嫌な目におうたやろ」
スペインは悲しいお顔になって答えました。
「共催の時な」
「あの時ですか」
「ほんまな、そやからな」
「スポーツマンシップを守った試合が出来ることはですか」
「それだけで嬉しいわ」
「そういうことですか」
「そや、ほなな」
「次の試合はですね」
「全力でやろうな」
お互いに決勝がかかっています、その試合がはじまる前のやり取りでした。
第二千三百五十二話 完
2022・11・30
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ