第二千三百四十六話 まさかの事態が続いたので
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第二千三百四十六話 まさかの事態が続いたので
フランスは番狂わせが続くのを観て妹さんに言いました。
「あいつが来てるのか?」
「あいつといいますと」
「魔物だよ、甲子園にいるな」
「阪神タイガースに憑いているという」
「ああ、あいつが来ていてな」
それでというのです。
「番狂わせを起こしてるのか?」
「そういえば」
妹さんもお兄さんに言われてです。
観客席を見回しました、そうしてお兄さんに言いました。
「怪しい気配を感じますね」
「やっぱりいるのかよ」
「目で確認は出来ませんが」
「あいつが来ると信じられないことが起こるからな」
「番狂わせを起こしますね」
「ああ、そして阪神には禍をもたらすんだよ」
他のチームにとってはいいことでしょうが。
「その魔物がいてな」
「番狂わせを起こし続けていたなら」
「ああ、俺達も気をつけないとな」
フランスは今回真剣でした、油断するとすぐにフラグが立つ彼ですが今はちゃんとそうなっています。
第二千三百四十六話 完
2022・11・27
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