第二千三百三十三話 事実暑い
[8]前話 [2]次話
第二千三百三十三話 事実暑い
アイスランドは食べていて汗をかいてきました、それで言いました。
「実際に暑いね」
「風通しいいよ」
フィリピンはこう答えました。
「ここは」
「扇風機もあるけれど」
「充分涼しくしてるけれどね」
「僕にとっては暑くて」
そうしてというのです。
「しかも食べているから」
「それでなんだ」
「汗が出て来た」
そうなってきたというのです。
「暑い。けれど」
「けれど?」
「それがいいから」
こう言うのでした。
「暑いのが」
「寒いよりいいんだ」
「それを味わう為にも来ているから」
ご馳走になってこちらも振舞うだけでなくです。
あまりにも寒いと暑い場所が恋しくもなるものです、アイスランドは今汗をかくそのことも楽しんでいます。
第二千三百三十三話 完
2022・11・21
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ