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星河の覇皇
第八十二部第四章 破竹の進撃その九

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「そういうところか」
「それで人気取るか」
「けれどな」
「他となると」
「何をやってるか、でな」
「人気取るのも手か」
「じゃあフェシング人気あるとな」
 それならというのだ。
「フェシングで合コンやるか」
「今度な」
「どっかの大学の娘達に声かけるか」
「それか婦警の人達に声かけるか」
「どっちにしろ合コンしないとな」
「あの楽しみってないからな」
 部員達で合コンの話を楽しくもした、彼等はこちらの話にもなっていた。だがここで一人がこんなことも言った。
「まあ士官学校の合コン人気一番はテニス部らしいな」
「あそこはそうしたとこだろ」
「テニスより合コンに忙しくないか?」
「合コンが市民交流とか言ってるな」
「そんなとこと比べたらな」
「注意しないとな」
「本当に」
「市民交流って大事な仕事だけれどな」 
 実際に中央政府軍も各国軍もこのことにかなり力を入れている、だからイベントも重要な仕事になっているのだ。
「それでもな」
「合コンは違うだろ」
「市民交流とはな」
「また違うだろ」
「彼女作ったり女の子と遊ぶのはな」
「そういうのじゃないけれどな」
「テニス部はいつもだからな」
 そんなことを言っているというのだ。
「野球部やテニス部やバスケ部以上だからな」
「アメフト部も人気あるけれどな」
「拳法部とか剣道部もな」
「けれどそれがな」
「テニス部はダントツ人気でな」
 他の大学の女の子達からだというのだ。
「遊んで遊んで遊ぶ」
「部活はちゃんとしていてもな」
「あいつ等休日絶対に遊んでるからな」
「外出日も」
 士官学校のそうした日もというのだ。
「軍務は忘れるなって言いたいな」
「あと変な病気もらうなってな」
「ああした病気ってすぐに感染するからな」
「だよな、軍隊だと」
 このことは昔からある、ルネサンス期にイタリアに攻め込んだフランス軍が梅毒で撤退せざるを得なくなったこともある。
「持ってる女の子と遊んでな」
「そいつがもらってな」
「他の女の子に感染させて」
「そしてその女の子と他の奴がってな」
「そうなってな」
「あっという間に感染するからな」
「風俗はチェックするけれどな」 
 店の風俗嬢達をだ。
「普通の娘は案外だからな」
「そうしたことしないからな」
「若し一人が感染したら」
 そこからだというのだ。
「どんどん感染して」
「とんでもないことになるからな」
「そこは気をつけてもらわないとな」
「あいつ等にも」
「それだけは気をつけろってな」
 病気、ここで言う性病に。
「くれぐれも」
「そこはして欲しいな」
「あいつ等にしても」
「全くだな」
 こうした話もしつつ部活を行う、そして。
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