暁 〜小説投稿サイト〜
<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
7話「トレーナー・ベストカップ 第一の試練」
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ヨヨミキシティに着いたサトシ達は、そこでポケモントレーナー・ベストカップという大会の開催を知る。翌日、最初のステージとなる第一の試練が、この街で偶然開かれるので、サトシはマナオを誘い、共に挑戦する事を決めた。そして、試練に挑戦する為に、サトシとマナオは特訓を行い、マナオと彼女のポケモンであるカラカラは少しだけ成長出来た。


翌日の朝。
ポケモンセンターから出たサトシ達は、トレーナー・ベストカップの第一の試練が行われる会場へやって来た。
「ここが、会場か」
「結構でかいな」
訪れた会場は、大きな野球ドーム状の施設が複数組み合わさっていた。施設の中央に巨大なドームが1つあり、それより小さい6つあるドームが周囲を取り囲んでいる構造だった。その施設の大きさは、全長約1.3km、高さ約70mにも及んだ。
そんな巨大な施設に大勢の人が入って行った。サトシ達も、施設内に入っていくと、受付が見えたので、参加登録をすることにした。
「あの、第一の試練に、参加したいんですけど」
「はい。それでは、挑戦者の方は、こちらのスキャナーに身分証を置いて下さい」
「はい」
サトシとマナオは、自分たちの身分証明書となるポケモン図鑑を置くと、受付の人が登録作業を行った。
「それと、出場できるポケモンは、一体のみとなります。出場させるポケモンは、モンスターボールから出して、こちらの台に乗せて下さい。ご登録します」
そう言って、係の人が隣にある台を手で示した。
「それと、登録していない他のポケモンの使用や持ち込みは出来ませんので、こちらのボールロックを付けて頂くか、またはモンスターボールをこちらで責任を持って預かります。なお、身につけた空のモンスターボールも持ち込めないので、そちらもお預かりします」
係の人が、何かを取って、それを見せる。
「ボールロック?」
見られないもの、聞き慣れない言葉を聞いたサトシは、それを見て呟いた。すると、ヒョウリが隣から話しかけた。
「あぁ、モンスターボールを開かなくしたり、中からポケモンが勝手に出れなくする代物だよ。最近、作られた奴で一部のトレーナーでも人気だよ。勝手に出てくるポケモンの防止や、危険な場所や保管しているポケモンが誤って出て来ないようにも使う」
「へぇー。あ、俺はこのピカチュウで出場します。それ以外、今はポケモンを持ってません。腰のは、全部空です」
「分かりました。では、空のモンスターボールをお預かりします。それでは、サトシ様のピカチュウを、ご登録致します。こちらに乗せて下さい」
「はい。ピカチュウ」
「ピカ」
ピカチュウは、サトシの肩から降りて、台の上に移動した。
「それでは、スキャンします」
そう言って、台の上に乗るピカチュウをスキャニングした。
「これで、ご登録が完了です。次は、マナオ様」
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