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非日常なスクールライフ〜ようこそ魔術部へ〜
9月
第6章 彩れ文化祭
第125話『2学期』
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は言われても、本当にやることがわからないのだから仕方ない。風香に教えてもらったトレーニングでもしていようか。それとも、


「何かイベントとかあると面白いんだけど──」


そう、淡い期待を口にした時だった。


「こんちは〜!!」


大きな声と共に、ドアが大きな音を立てて開け放たれた。
びっくりして見てみると、そこに立っていたのは、短い茶色の髪を後ろに結った、笑顔が眩しい少女である。うろ覚えだが、その顔には見覚えがあった。


「確か転入生の……天野さん、だっけ?」

「はい! うち、天野 (とき)って言います! この部活に入部希望です! よろしくお願いしまーす!」


少女はそう元気に言い放ったのだった。


──イベントの始まりである。
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