第二千三百三話 過去は振り返らない
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第二千三百三話 過去は振り返らない
フランス妹はデイリーを読んで来年の阪神に想いを馳せているお兄さんに言いました。
「岡田さんは三十三対四とブイやねんで」
「そんなこもとあったな」
フランスはデイリーを凄く優しいお顔で読みつつ応えました。
「昔は」
「二軍監督の和田さんも」
「守備妨害アウトでシリーズ敗退だったな」
「抗議の横で日本一胴上げという」
「その後スキャンダルもあったな」
「どちらも方も壮絶なネタをお持ちで」
「魔物とケンタッキーのおっさんは健在だな」
勿論今年も大活躍でした。
「だからだよな」
「楽観はとても」
「いいんだよ、戦力だけを見て極めて前向きにな」
やっぱり優しいお顔のままです。
「それでだよ」
「見守るのですか」
「それが阪神を応援するってことなんだよ」
「そうなのですね」
「ああ、だからな」
普通に優しい目で見守るというのです、フランスはそうしたお話をしながらデイリーを読んでいくのでした。
第二千三百三話 完
2022・11・6
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