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ウルトラマンカイナ
暗躍編 ウルトラレディーズファイト
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 ――ウルトラアキレスが暁嵐真(あかつきらんま)と一体化し、この地球を守護するべく怪獣や宇宙人達との戦いを始めてから、半年以上が過ぎる頃。
 ハドソン川の戦いを経て全米からの支持を得るようになった真紅の巨人は、地球の救世主たる絶対的ヒーローとして、その名声を一身に集めるようになっていた。

 そんな中、BURKドイツ支部のベルリン基地に籍を移していたシャーロット博士は――地下深くの研究施設にて、とある「女傑達」との再会を果たしていた。

「……それは正気で仰っているのでしょうか、シャーロット博士」
「返答次第では……僕達でも容赦は出来ませんよ」

 久方振りに顔を合わせた「戦友」に対する態度とは思えない、殺気に満ちた眼差し。
 その眼光でシャーロット博士の背を射抜いているのは、元惑星調査隊メンバーの女性パイロット――ヴィルヘルミーナ・ユスティーナ・ヨハンナ・ルーデル隊員と。教導のためベルリン基地に訪れていた、中国支部の劉静(リウジン)隊員であった。

 上官にして幼馴染でもあるリーゼロッテと共に、ベルリンの空を宇宙戦闘機「BURKセイバー」で守り抜いて来たヴィルヘルミーナ。現役爆撃機「BURK風龍(ファンロン)」を駆り、上海(シャンハイ)基地を拠点に各地を転戦している劉静。
 そんな女傑達は今、ホピス星で共に戦った戦友とも言えるシャーロットに対し、冷たい「怒り」を露わにしている。

 ヴィルヘルミーナの特殊戦闘服を内側から押し上げる100cmの爆乳と、レオタード状のスーツに深く食い込んだ88cmの巨尻が、一歩踏み出す度にどたぷんっと躍動する。蒼氷色の知的な眼差しに対し、その女体から漂う色香は暴力的ですらあった。
 腰まで届く漆黒のポニーテールと、白く瑞々しいその柔肌。そしてぷっくりとした艶やかな唇からは、雄の情欲を掻き立てる女の芳香が滲み出ていた。その豊穣な実りを味わい尽くしたい、と猛る男性隊員達は後を絶たないと言われている。

 中性的な美貌と男性的な立ち振舞いから「中国支部の王子様」とも呼ばれ、女性隊員達から絶大な人気を博している劉静も――その戦闘服にぴっちりと密着したボディラインで、己の肉体が紛れもなく「女」であることを示していた。94cmの爆乳はたわわに揺れ動き、91cmの白い巨尻はレオタード状の戦闘服に深く食い込んでいる。
 M字バングに近しい紺髪のショートヘアと、怜悧な金色の瞳はまさしく「王子様」のようであるが、その凹凸の激しい肉体は雄の情欲を掻き立てる「女」そのものであった。引き締まった腰に対して、豊穣に膨らんでいる乳房と臀部。そして白い柔肌に滲む甘い芳香は女性のみならず、男性隊員達の理性も幾度となく狂わせてきたらしい。

「その指摘は尤もだわ。正気では考え付かないことでしょうね、私がやろうとして
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