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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第八十三話 断罪王Z 対 断罪神P〈パーフェクト〉!横に並んで会話をしながら道を歩く女達は液体窒素を飲みながらコンクリートと結婚しろ!
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「つまり、お前は自分が窮地に追い込まれるたびに自分の完全なコピーを作って復活できるということか...!」
「コピーだけじゃないわ、私は『完全』を司る断罪神P〈パーフェクト〉...?」
気がつけば俺は『無』になっていた。
自分の視覚情報で自分の手足を確認できない。
わかりやすく言えば、俺は今、真っ白な空間で魂だけの状態になっている。
「これはなんだ!」
「断罪神P〈パーフェクト〉の能力で私の『完全』勝利を実現しただけよ」
俺の目の前に水色のボディが特徴的な断罪神P〈パーフェクト〉が立っている。
「いつのまに変神を...?それに、なぜこれほどの力を持ちながら、今まで使わなかったんだ?」
「断罪王の状態ではこの『完全』勝利を実現することはできなかった。それが断罪王P〈パーフェクトの限界だった。でも断罪神P〈パーフェクト〉の力ならそれができた。それだけのこと」
「なるほど、お前にとっても賭けだったわけだな...?」
「ええ、あなたが言った通り、私が幸せになるにはもう、あなたを殺して六人目の至極神になるしかない...!あなたのおかげでいろいろと覚悟ができたわ」
断罪神P〈パーフェクト〉が魂だけになった俺を右手につかむ。
「これでおしまいよ」
しかし次の瞬間、真っ白な空間に突如、無数の次元の裂け目が発生、中から大量の竜が出現する。
大量の竜が断罪神P〈パーフェクト〉の全身に噛みついて、肉を食いちぎる。
「なんで!どうしてこのタイミングで『次元』の竜が邪魔してくるのよ!」
俺は竜の作ってくれたチャンスを利用して断罪神P〈パーフェクト〉から逃げ出そうとするが魂だけの状態なのでなにもできない。
つまり、今の俺にできることは言葉を発することだけなのだ。
「なら...いちかばちかやってみるか...!シンゴォォォォォォーッ?」
気がついた時には俺はすでに断罪王Zに変神出来ていた。
俺は再び、断罪神P〈パーフェクト〉の能力を発動される前に竜が出現した『次元』の裂け目に突入する。
「しまった!竜が邪魔で断罪王Zを見失った!このままで六人目の至極神なれない!」
断罪神P〈パーフェクト〉が断罪王Zを見失った時にはもう、断罪王Zは竜の住処である『次元』の中にいた。
「これは...!いったなにがどうなっているんだ!」
『次元』の中では俺の見たことのない大量の断罪王と大量の竜が激闘を繰り広げていた。
「俺の知らない断罪王が竜と戦っている...!おかしい!なぜ至極神や断罪神より力の弱い断罪王が竜と互角に戦えるんだ?」
『それは断罪王Zと言う名の物語だけにに存在する設定よ』
俺の目の前に女?が現れる。
そいつはよく見ると足元が幽霊のように透けていた。
「お前は誰だ!」
『私の名はハルカ...かつて白のグレート断罪王の操縦者だったわ』
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