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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第七十四話 断罪王Z 対 断罪王N〈ニードル〉!断罪神〈ロード〉!人のうわさ話が好きなクソババア共は全員、耳元で生活困窮者にプロポーズされてから高齢者が30年間へそに溜めたへそのゴマを食べろ!
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大量の竜たちに全身を食い荒らされている光景に黒いローブを身にまとった女が空中に浮遊した状態で現れる。
「お前だな!断罪王たちに俺を殺せば至極神にしてやるとか言いふらしてるやつは!」
「その通り、お久しぶりですね、終末を司る断罪王Z」
「メシア...やっぱりお前だったのか!この状況、ちゃんと説明させてもらおうか!」
「簡単に言えば、あの時、至極神ごと世界を消滅させようとしたあなたが全ての元凶ですね」
「そういうこと言ってんじゃねぇんだよ!お前はなぜ、他の断罪王たちに変な入れ知恵をしたり、神の種とかいう妙な力を与えるんだ!あの竜はいったいなんだ!」
「あなたもお察しのとおり、かつての戦いであなたの放った全てを消滅させる黒い波動を全身に受けた五体の至極神は死にかけました。至極神はこの世界、いや宇宙全体そのものなのです、つまり、あなたが至極神が完全に消滅すれば、全ての世界と宇宙も消滅するのです。そして至極神が消滅しかけている影響で世界と宇宙とはまた別の空間、『次元』からの侵攻を許してしまった。つまり竜は『次元』からの侵略者です」
「俺が至極神を殺しかけたせいで、世界が不安定になって『次元』とかいうやつらをこの世界に呼び寄せちまったってわけか...そしてその『次元』からの侵略者が、あの、竜」
「はい、今までは『次元』の侵攻を防げていたのは五人の至極神のおかげなのです」
「だから、六人目の至極神の俺の攻撃だけが竜に通用したのか!」
「その通りです、五体の至極神が傷を負って戦闘不能である今、『次元』の侵略を止められるのは六人目の至極神だけ。だから五体の至極神はこの不安定な状態の日本に存在する断罪王の操縦者達に新たな六人目の至極神という成功報酬を餌にして断罪王Zを殺させようとした。そして、その実行役が私です」
「なるほど、現在、『次元』の侵略を防げるのは六人目の至極神だけ。俺みたいな反逆者が六人目の至極神であることより、言うことをちゃんと聞く六人目の至極神のほうが、五体の至極神たちにとっても都合がいいってわけか」
「あなたはまだ親友の断罪王X〈バイオレンス〉の操縦者、虐川デロシの願いを叶えるために五体の至極神を殺すつもりですか?」
「当たり前だ!それより、いますぐ死にかけの至極神共に会わせろ!」
「五体の至極神が完全に消滅すれば、全ての世界と宇宙はバランスを失って無になる。それでも考えを変えるつもりはないのですか?」
「当たり前だ!だいたい至極神が五人死んでも、六人目の至極神である俺がいればなんとかなるんじゃないか?」
「先ほども言った通り、この世界は五人の至極神によってバランスを保っていました。そして『次元』の侵攻に対して、今より完璧なバランスと平和を完成させるために、五人の至極神は六人目の至極神を求めました。それに必要な六人目の断罪王を選
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