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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四十話 断罪王Σと性格最悪美少女エリナ。職場で言葉を使わずに行動のみで嫌がらせをしてくるやつはニンニクを大量に食って深夜に自宅のトイレ故障しろ!
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のは私じゃないし!」
「うそついたって無駄よ、私ちゃんと見てたんだから」
「自転車倒したのはハルナでしょ?私ちゃんと見てたわよ!」
「どうして、そんなひどいウソをつくの?」
「うるさい!」
エリナちゃんがハルナちゃんを蹴り飛ばす。
地面に仰向けに倒れたハルナちゃんは動かない。
ハルナちゃんの後頭部から出た血液が地面に広がって赤い水たまりを作る。
「ハルナちゃん、死んじゃったね」
「あ、あんた誰よ!」
「僕は宅間セメルって言います。実はハルナちゃんと一緒にエリナちゃんを説得しに来たんですけど、なんかすごいことになってしまいましたね」
「わ、私は悪くないわ!ハルナを殺したのはあなたよ!私ちゃんと見てたのよ!」
エリナちゃんが全力疾走で殺人現場から逃げていく。
次の日。
僕はエリナちゃんの姿を昨日と同じスーパーの駐輪場に見つけた。
エリナちゃんは何事もなかったかのように、自転車の列を蹴りとばす。
ドミノ倒しのように次々と倒れる自転車を見て、エリナちゃんは満面の笑みを浮かべている。
そして、その地面にはハルナちゃんの後頭部から出た血液が消えないシミを作っていた。
「宅間セメル!あんたがどうしてここにいるのよ!」
「ここにいてはいけないのかい?」
「当たり前でしょ!私は昨日、警察にハルナを殺したのは宅間セメルだって通報したんだから!」
「なるほど、エリナちゃんは僕にハルナちゃん殺しの濡れ衣を着せたのに、どうして警察が僕を野放しにしているのかが理解できないんだね」
「そうよ!あんたは私の代わりに罪を償わなくちゃいけないのよ!こんなの絶対におかしいわ!」
「困ったね」
「そうよ!困ったわ!あんた警察に自首しなさいな!」
「僕が何を警察に自首するんだい?」
「ハァ?あんた何言ってんの?あんたがハルナを殺したんでしょ?」
「ハルナちゃんを殺したのは君だよ」
「嘘ついてんじゃないよ!さっきの自転車だって全部アンタが蹴り倒したんでしょ?」
「僕じゃないよ、ハルナちゃんが蹴り倒したんだ」
「ハァ?ハルナは昨日、あんたに殺されたでしょう?」
「ちがうよ、ハルナちゃんはハルナちゃんに殺されたんだよ」
「あんた、人をバカにしてんでしょ?」
「エリナちゃんのことを今、馬鹿にしてるのはハルナちゃんだよ」
「だ〜か〜ら〜!ハルナは昨日、あんたに殺されたでしょ?」
「エリナちゃん、嘘をついちゃいけないよ、僕がハルナちゃんなんだよ」
「死ね!私もう帰る」
僕はエリナちゃんの背中を蹴り飛ばす。
「あんた、なにすんのよ!」
「僕じゃないよ、ハルナちゃんがやったんだ!」
僕はエリナちゃんの顔を殴る。
「痛い!あんたいい加減にしなさいよ!あんた最低よ!」
「僕じゃない、殴ったのはエリナちゃんだ」
「人を馬鹿にするのもいい
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