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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十六話 断罪王Σと美少女歌手ルル。仕事中にしょうもないことで大声を出すやつは、冷凍食品を電子レンジで温めずに流水解凍して食べろ!
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になろうと思ったのは、ミキちゃんに対する罪滅ぼしでもあるの!だから!」
「だから、なに?じゃあ、あんたがプロの歌手になったら、あんたが私にしたことは全部なかったことになるわけ?ふざけんじゃないわよ!」
ミキちゃんがルルちゃんの肩にパンチをした。
「痛っ!」
「そう、私も痛かったわよ、あんたによくやられてたからね!」
ミキちゃんがルルちゃんの肩に何度もパンチをくらわせる。
まずい、このままだとルルちゃんの肩の骨が骨折して、ギターを持てなくなってしまうかもしれない。
「ミキちゃん、そろそろ!」
「おじさん!いいの!」
「ルルちゃん!」
「さてと、肩の次は喉にしようかな〜それも手がいいかしら?」
ミキちゃんが押し入れから金属バットを取り出し、ルルちゃんの眼前に突き付ける。
ミキちゃんはおそらくルルちゃんを二度と歌手活動ができない体にするつもりだ。
僕は路上ライブの時と同じようにルルちゃんとミキちゃんの間に入る。
「おじさん!もういいの!」
「でもルルちゃん、このままだと君はミキちゃんに二度と歌を歌えない体にされてしまう!」
「わかってる!そんなの!わかってるのよぉッ!」
ミキちゃんがフードを上げる。
ミキちゃんの顔は傷だらけだった。
「これでも、おじさんはルルちゃんの味方するの?」
「でも、その傷は全部ルルちゃんが君につけたわけじゃないんだろう?」
「いいえ、ちがうわ!確かにルルちゃんに指示したのいじめグループのリーダーだけど、実行役はルルちゃんよ」
「そんな...!」
「こんな大して美人でもない顔じゅう傷だらけの女を雇ってくれる会社あると思う?」
「それは!」
「おじさん、もういいの!私は今日、ルルちゃんに殺される覚悟でここに来たんだから」
「それを聞いて安心したわ、ルルちゃんも他のいじめグループのメンバー同様、楽にしてあげるわ!」
「ミキちゃん!君は!」
「そうよ、私は人殺しよ!こんな傷だらけの醜い顔の人間に居場所をくれるほど、この世のは甘くないの!だから、私はどうせいつかお母さんとお父さんが死んでしまって飢え死にするくらいなら、いじめグループのメンバーを全員ぶっ殺して死刑になる道を選んだ!そうよ!何もやり返さずに死ぬぐらいなら、私をいじめていたやつら全員に復讐して死んでやる!」
ミキちゃんの覚悟を知った僕は、ルルちゃんの盾になるのを辞めた。
「ルルちゃん、あんたで最後の一人よ」
「ごめんね、ミキちゃん...」
ミキちゃんに謝罪するルルちゃんは泣きながら笑っていた。
ミキちゃんが振り上げた金属バットがルルちゃんの両手を直撃する。
ルルちゃんの悲鳴を上げる。
ミキちゃんが前に突き出した金属バットがルルちゃんののどに直撃する。
のどを潰されたルルちゃんはもう悲鳴すら上げることができない。

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