暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百四話 生きもの達を見てその十二

[8]前話 [2]次話
「もうな」
「そうだな」
「ああ、どの世界に行っても思ったよ」
「大丈夫だとだな」
「この連中とならな」
 それこそというのだ。
「絶対にやっていけるってな」
「俺はお前程すぐに信じないがな」
「やっぱりどの世界でも大丈夫って思ったんだな」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「だからこそ戦ってこられたな」
「それは俺もだよ」
 伊達も言ってきた。
「背中を預けられるからな」
「一緒に戦ってな」
「勝ってこれたんだよ」
「危ない場面も多かったけれどな」
「ああ、数えきれない位な」
「それでも勝ってこれたのはな」
「そうした連中だからだよな」
 城戸も笑って応えた。
「何といっても」
「火野や後藤ちゃんと同じだけな」
 彼等にも匹敵するというのだ。
「頼れるよな」
「皆な」
「俺達にとっては兄貴みたいなものですよ」 
 紺が笑って話した。
「それも尊敬出来る」
「尊敬は言い過ぎじゃないか?」
「いや、本当に」
「俺達尊敬出来るか」
「出来ますよ」
 紺は城戸に真剣な顔で話した。
「何かと」
「俺みたいな奴でもか」
「いや、城戸さん凄いですよ」
「俺もそう思います」
 火焔レンも同意だった。
「城戸さんいつも誰よりも皆のこと考えてくれてるじゃないですか」
「うん、あたし達の世界にいた時凄かったよ」
 ヴィヴィアンも笑顔で話した。
「殆どの人が見捨てる様な娘達を絶対に見捨てなかったじゃない」
「あんな連中誰もがって思いましたよ」
 京子も言ってきた。
「実際私達もそうでしたし」
「俺もそうでした」
 秋名もだった。
「こんな連中知るかって思っていました」
「そんなのだったのに」 
 ヴィヴィアンはまた話した。
「城戸さんだけは見捨てなかったからね
「それもあんなに必死だったんですよ」
 大和もその時のことを話す。
「誰もがふざけるなって思っていた連中だったのに」
「俺もあの時かなり腹立ってたからな」
 芝浦はアンジュ達の世界のことを思い出しつつ語った。
「ヒルダのお袋さんや娘さんにはかなり意地悪したよ」
「その時の貴殿はかなりのものだったが」 
 クーベルが見てもだ。
「わらわも止める気はしなかった」
「話聞いていたら酷過ぎたからね」 
 温和なシンクも微妙な顔で語る。
「僕達も芝浦さんを止める気はしなかったよ」
「私は彼女達を殴りました」 
 小猫もその時の自分を振り返って話した。
「許せなかったので」
「俺は本気で切るつもりだった」
 月光も小猫達と同じだった。
「あれ以上耳を汚すならな」
「正直あたしだって頭にきてたよ」
 葛城も城戸に話した。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ