第二千四話 地中海だと
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第二千四話 地中海だと
ギリシアは思いました。
「母さんの 遺産の 一つ」
「それは何かな」
「オリーブ」
イタリアに答えました。
「そう思って いる」
「ああ、確かにね」
イタリアもその通りだと答えました。
「美味しいしね」
「色々な お料理に 使える」
「身体にもいいし」
「感謝 している」
お母さんにというのです。
「本当に」
「それ俺もわかるよ」
「ずっと」
まさにと言うのです。
「食べて いきたい」
「俺もだよ、オリーブはね」
本当にと言うイタリアでした。
「俺のお料理にも欠かせないからね」
「スペインも そうで」
地中海各国のお料理にオリーブは欠かせないものです、それをもたらしたのはギリシアのお母さんだったのです。
第二千四話 完
２０２２・７・２９
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