第二千一話 穏やかになった
[8]前話 [2]次話
第二千一話 穏やかになった
アエリカは阪神タイガースの歴史を最後まで読んでから言いました。
「いやあ、壮絶過ぎます」
「あれっ、何か穏やかになったぞ」
最初に気付いたのはワイでした。
「どうしたのよ」
「どうしたもこうしたもなくて」
アエリカはワイに答えました。
「その歴史に感動し我はまだまだと思いました」
「これ全部実話だからな」
モロッシアも驚いています。
「だから余計にすげえな」
「全くです、有り得ません」
「その有り得ねえ歴史の前にか」
「我は謙虚な気持ちになりましたので」
だからだというのです。
「肩肘張ることを止めました」
「そういうことだな」
「穏やかにいきます」
「それではあらためて宜しくですよ」
シーランドはいつもの調子です。
「一緒に仲良くやっていくですよ」
「ミクロネーション同士で」
「そうしていくですよ」
こう言って穏やかになったアエリカも迎えるのでした、ミクロネーションの面々はあらたな仲間を得ました。
第二千一話 完
2022・7・28
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ