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ドリトル先生のダイヤモンド婚式 
第四幕その一

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                第四幕  優しい老夫婦
 お静さんは自分からです。
 先生の研究室に来てこう言いました。
「田中さんのご夫婦にお話したらね」
「どう言ってくれたのかな」
「ええ、是非ね」
 お静さんは先生に笑顔で答えました。
「お会いしたいってね」
「行ってくれているんだ」
「そうよ」
 こう先生に言いました。
「そうね」
「それは何よりだね」
「ではお会いするわね」
「僕からお二人のお家にお邪魔してね」 
 そうしてというのです。
「そのうえでね」
「お会いするわね」
「そうさせてもらうよ」
「それじゃあお二人と先生の都合のいい日にね」
 その日にというのです。
「案内させてもらうわ」
「お二人のお家にだね」
「そうさせてもらうわ」
 先生に笑顔でお話しました。
「私からね」
「それじゃあね」
「その時また言うわね、ただね」
「ただ?」
「今かかっている曲だけれど」
 お静さんは先生に研究室の中にかかっているクラシックの曲に注目しました、その穏やかで優しさの感じられる曲に対して。
「素敵な曲ね」
「金婚式って曲でね」
「五十年の時ね」
「欧州の方の曲で」
「確かにそんな感じね」
「貴族のご夫婦の金婚式のお祝いに」
 その時にというのです。
「贈られた曲なんだ」
「まさに金婚式の曲ね」
「そうだよ」
 こう答えるのでした。
「その曲だよ」
「成程ね」
「そう、そしてね」
 先生はお静さんにさらに言いました。
「今から三時だから」
「おやつの時間だね」
「そうだね、ティータイムだね」
「だからなのね」
「飲みものを出して」
 そうしてというのです。
「お菓子もね」
「出すのね」
「それで一緒にどうかな」
 こうお静さんに言いました。
「これから」
「私もなのね」
「遠慮は無用だよ」
 笑顔でのお誘いでした。
「だからね」
「これからなのね」
「どうかな」
「それじゃあお言葉に甘えてね」
 お静さんは先生のお誘いに頷きました、そうしてです。
 すぐにティーセットが出されました、今日はロイヤルミルクティーにです。
 冗談は生クリームをサンドしたビスケット、中段は苺のケーキ、下段はドライフルーツです。その三段が出されて。
 皆で食べます、お静さんはその中で言いました。
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