暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十二話 入院初日!
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「うむむ、きっくんのISはいっくんのと違うフラグメントマップだね。白式とはあまり共通点がないなー」

そう言うのは天災、篠ノ之 束である。
今、彼女は俺のISである『インディゴ・ドラグーン』のデータを調べている。


「いっくんときっくんはあんまり共通点が無いからISに共通点があると思ったんだけどなー」

「束さんでも分からないことがあるんですね」

「さすがにねー。ISは自分で作っておきながら分からない事があるからねー。成長するように作ったら予想を完全に超えちゃったのだよ」


自己成長するような機械作れるほうがおかしいんだよ・・・

この人と話していると本当に世界を変えた天才なんだと実感する。


「うん。見させてくれてありがとうねー、きっくん。お礼に良い物ISのスロットに入れといてあげるねー」



良い物?一体なんだろう?今の体では展開出来ないので後で見てみよう。

あ、そういえば・・・

「束さん、あの無人機の腕の材質って何ですか?」

「?そんなことがどうしたんだい?」

「いやー、職業柄というかISの武器に使えそうなので気になっちゃいまして」

「そういえばきっくんは武器を作ってるんだったね!でも、残念ながらあの腕は束さんオリジナルだから使えないよ」

「そうですか・・・」


あれが手に入るなら作りたい武器もあったのだが仕方ない。


「輝龍、もういいか」

「あ、はい。」

「そろそろ行くぞ、束」

「うん、おkだよ。あーちゃん!」

「じゃあ輝龍、私は仕事があるからじゃあな」

「私も帰るとするよー。さすがにこれ以上いると警邏隊が来ちゃうからね!」

「早く怪我直せよー」

「じゃあねー。ばっははーい!」

「・・・」


手を振りながらそう言って二人は病室を出て行った。


怪我人の睡眠を邪魔した挙句、鳩尾に攻撃を喰らわせしたいことをして帰っていった。


ほんと嵐のような人達だったな。


「何だかとても疲れた・・・」


怪我のせいで明日は学校に行かなくて良いからゆっくり寝よう。


窓ガラスが割れてるけど明日誰かが来て気付くだろう。
束さんが来たことを連絡しなければいけないのだろうけど、何だかめっちゃ疲れたからいいや・・・



そして俺の意識は落ちていった。






――――――――
次の日


1−1教室


一夏SIDE


「えー、今日からIS学園の教師になりました。アレス・ランスロットです。みんなとはISの実技で会うことになるかな。非常勤なので毎日はいないけど居る時には気軽に話しかけてくれ」



そう話すのは昨日、角

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ