第八十一部第三章 無関心でいられる訳その二十五
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「間違いなく日本が勝ちますが」
「こうしたことが続くので」
「それで、ですね」
「韓国も行いをあらためないと」
「問題ですね」
「そうです、韓国人として思います」
この立場でというのだ。
「韓国はあのままではよくない」
「左様ですね」
「まずはエウロパを見てですね」
「あの国にどうかであり」
「日本は見ないことですね」
「そうです、連合全体そして韓国国内を見て」
その様にしてというのだ。
「内政を行い」
「外交も行い」
「貿易も然りですね」
「軍事もですね」
「韓国は日本ばかり見ているので」
政治全般でそうだからだというのだ。
「あの様になっています」
「内政は韓国に適していないですね」
「あの国の状況に」
「システムも経済も」
「当然教育もで」
「福祉も」
「全ては日本モデルです」
韓国の実情を見ていないでというのだ。
「それではどうしてもです」
「韓国に合っていないですね」
「日本は日本、韓国は韓国なので」
「どうしてもですね」
「そこが問題ですね」
「そうです、韓国に合った政治がです」
まさにというのだ、金は韓国という国のことをわかっているが韓国の多くの政治家や市民達はそうではないというのだ。
「重要です、経済界も」
「韓国を見てでなく」
「日本を見てなので」
「ここでもですね」
「歪になっていますね」
「ですから日本にも勝てないのです」
日本に勝とうと常に必死だが、というのだ。
「どうしても」
「日本だけしか見ていない」
「他のものを見ていない」
「だからですね」
「日本に勝てないのですね」
「日本は連合全体を見ています」
尚マウリアやサハラは殆ど見ていないがこれは連合のどの国も同じだ、韓国にしてもこうした国々は見ていない。
「そのうえで考え動いていますし国力も」
「元々のそれが、ですね」
「違いますね」
「日本と韓国では」
「そもそも」
「そうです、日本の国力は連合で第三位で」
米中に次いでその位置にあるのだ。
「そしてです」
「韓国は日本より国力はずっと落ちますね」
「現実として」
「そうなっていますね」
「日本の六分の一の総生産で国力も」
こちらもというのだ。
「大体その位です」
「日本は韓国の六倍」
「そうおいそれとは追いつけないですね」
「一朝一夕には」
「到底」
「はい、そもそもそれだけの違いがあって」
そのうえでというのだ。
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