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星河の覇皇
第八十一部第三章 無関心でいられる訳その二十三

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「一気にです」
「教育も政策もですね」
「変えない限りはですね」
「あのままですね」
「そうなのですね」
「そう思います」
 こう言うのだった。
「そうでもしないとです」
「韓国の政策は変わらないですか」
「そうおいそれとは」
「そうなのですね」
「あの国で親日派はです」
 そうみなされると、というのだ。
「失脚します」
「政治家として」
「そうなってしまいますね」
「ですから」
 このこともあってというのだ。
「私もです」
「無理ですか」
「内相でも」
「韓国ならば」
「日本に対する政策を執らざるを得ないですか」
「どうしても」
「そうした主張の政治家でないと」
 そもそもというのだ。
「当選さえしませんし閣僚にもです」
「登用されない」
「議員にも閣僚にもなれない」
「そして大統領にもですね」
「なれないです」
 そうした国だというのだ、尚韓国は大統領制であり立法府の議会があり行政府は大統領が閣僚を自身が任命して人事を行っている。
「そもそも」
「それでは、ですね」
「最初からそうでは」
「内相でもとなりますね」
「どうしても」
「はい、国会議員にも閣僚にもなれないなら」
 それならというのだ。
「どうにもならないです」
「では内相は、ですね」
「日本に特に敵対的な政策を考えておられないので」
「それで、ですね」
「議員に当選は出来ず」
 そしてというのだ。
「閣僚にも任命されないので」
「どうしてもですね」
「韓国では政治家になれない」
「官僚にはなれてもですか」
 金がかつて韓国の官界で辣腕を振るっていたことから話された、そこからキロモトに今の役職に抜擢されたのだ。その働きを彼が見てだ。
「政治家にはなれない」
「それは無理ですか」
「どうしても」
「そうです、官僚と政治家は別です」 
 これは議会制民主主義になってから顕著になっている、政治家は選挙や任命を受けるもので官僚は試験や任命を受けるが国家元首から任命を受ける官僚は高級官僚である。これは政治家と川なり合とも考えられるのだ。
「韓国でも試験に合格すればです」
「官僚になれますね」
「どういった考えでも」
「それで、ですね」
「親日派でも官僚にはなれますね」
「韓国でも」
「はい、ただ親日派とみなされると」
 その官僚でもというのだ。
「やはりです」
「政治家から好まれず」
「それで、ですね」
「要職には就けない」
「そうなりますね」
「ですから」 
 それでというのだ。
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