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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十話 断罪王 対 銀装天使バササエル!ベガ!ダネル!アラキバ! アイドル、女優の妊娠・出産を世間に発表するということは、そのアイドル、女優がセッ●スしたことを全国に広めることと同じである!
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びかせながら学校に向かって走って行ってしまった。
 その際にスカートの奥からミントグリーンのショーツが一瞬見えてしまったのは内緒だ。
 いったい誰に。
 「これだから素人は…あれはね〜わざと見せてんだよ、わ・ざ・と!」
 背後から通勤途中のサナエ義姉さんがOLの制服姿のまま話しかけてきた。   
 「うわっ、びっくりした!サナエ義姉さん…急に驚かせないでくださいよ!」
 「あの日…あんたがあんたの父親、タケヒコからユーコを助けてからユーコも私たちも本来背負わなくてもいいものを背負うことになってしまった…。ちゃんと責任とってやりな…」
 あの日…?思い出した…っ!
 俺はヨウコ義母さんと再婚した自分の父親、タケヒコがユーコに性的ないたずらをしようとするのを阻止するためにタケヒコを金属バットでぶん殴って殺してしまったんだった!
 そしてそれを知ったユーコとヨウコとサナエはタケヒコの死体をバラバラにして冷凍庫に閉まった…そうだ…俺達家族は自分たちの生活を守るためにタケヒコ殺害を誰にも知られるわけにはいかないんだ。
 「おい…マサヒロ…急に頭なんか抑えてどうしたんだ?具合でも悪いのかい?」
 そりゃそうだ。タケヒコの死体…つまり人間の体をバラバラにしている最中の光景なんて思い出して体調を崩さない奴のほうがどうかしている。

 そして目を開けると自室の天井が俺の視界全体に広がっていた。
 上体を上げるとすぐに俺を看病してくれていたヨウコさんが慌ててこっちに駆け寄ってきた
 「あら、やっと目が覚めたのね!急に道端で倒れちゃったってサナエちゃんから電話があって急いで二人で家まで連れ戻したのよ」
 「すいません…なんだか急に気分が悪くなって…」
 「いいのよ別に無理しなくて…あんなことがあったんだから…まだ心の整理がつかなくて当然よ…」
 そう言ってヨウコさんはいきなり自分の唇を俺の唇に重ねてきた。  
 「ヨウコ…さん?」
 「ユーコをあの人から助けてくれたお礼よ…安心して…まだあの二人が返ってくるにはまだ充分時間があるわ」
 俺はそのままヨウコさんにされるがままだった。
 誰にも言えない秘密がまた一つ増えてしまった。

 シャワーを浴びた俺はこれが悪夢であることを確かめるためにキッチンの奥にある冷蔵庫の二段目にある冷凍庫をゆっくりと開けてみた。
 やはりそこには想像通りのものが六等分されてクレラップに包まれて置いてあった。
 気が付くと背後からシャワーを浴び終えたヨウコさんがバスタオルを一枚体に巻いたままの状態で立っていて、ゆっくりと冷凍庫を閉めてしまう。
 「だめよあんまり深く考えちゃ…ダメになりそうな時はまた今日みたいに慰めてあげる…」
 俺に耳元でそう呟いたヨウコさんはそのボリューミーな体格の割には静かな足跡
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