第二千五十五話 これがギャラクティカファントム
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第二千五十五話 これがギャラクティカファントム
オーストリアさんは三国にある絵、小さな木製の二輪車に何故か手が胸のところから一本だけ生えている人が車から出ている旗を持っている絵を見せました。
「これは何でしょうか」
「ああ、飛車ですね」
「それだったんだな」
「何かと思ったあるがそれあるか」
「何故こんなものを見て冷静でいられるのですか」
オーストリアさんは知ってる感じの三国に尋ねました。
「私達は衝撃で遂に大爆発を起こしたのですが」
「人類ではじめてお空を飛んだものですね」
日本は表情を変えずに答えました。
「豊臣秀吉さんが攻めて来た時の」
「ライト兄弟より前だな」
アメリカは平気で自分のお話をしました。
「凄いことだな」
「あの戦争僕もいたあるが」
中国は見ていました。
「見たことも聞いたこともなかったある」
「こんなものどうして空を飛ぶのですか」
オーストリアさんは死にそうなお顔で言いました。
「鳥人間コンテストでも絶対にないですよ」
「はい、飛びません」
日本は表情を変えないまま言いました、その飛車の絵を観ながら。
第二千五十五話 完
2022・7・5
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